飛行機搭乗の何分前に空港に到着すべき?空港到着後の流れと間に合わない場合の対処法
飛行機搭乗の何分前に空港に到着すべき?空港到着後の流れと間に合わない場合の対処法
2024/10/29
2024/10/29
空港到着から飛行機に乗るまでを詳しく解説
空港到着から飛行機に乗るまでを詳しく解説
国内や海外に関わらず、旅行や出張などで利用する飛行機。しかし飛行機を利用する場合は、空港到着後にチェックインや保安検査などが必要になり、バスや電車に比べると搭乗するまでのプロセスが複雑です。
そこで、飛行機を利用するなら空港には何分前までに着いていればよいか、空港到着から搭乗までの流れや遅れてしまったり、乗り遅れてしまった場合の対処法、気を付けたいポイントをご紹介します。
空港には何分前までに到着する必要がある?
空港には何分前までに到着する必要がある?
・国内線と国際線で異なる、空港への到着時刻
国内線 … 出発時刻の1時間前
国際線 … 出発時刻の2時間前
そんなに早く空港に到着する必要があるの?と思ってしまうかもしれませんが、空港は広く、各手続きを行う場所も離れています。加えて詳細は後述しますが、保安検査などに最終通過時刻が設定されているため、飛行機の出発時刻に空港に到着すれば良いわけではありません。早すぎると感じるくらいでちょうど良い、と考えておきましょう。
・LCC(ローコストキャリア/格安航空会社)はさらに早く空港に到着する必要がある
LCCの場合は、さらに余裕を持って到着する必要があります。こちらも理由は後述しますが、国内線の2時間前/国際線の3時間前には空港に到着するようにしましょう。
空港到着時刻は、航空会社により推奨されている時刻が違います。事前に各航空会社の公式ウェブサイトなどで確認するようにしましょう。
・空港到着後の流れ
国内線 | |
---|---|
出発 60分前 | 空港駅ホーム/車止め到着 |
出発 55分前 | チェックインカウンター到着 |
出発 45~55分前 | チェックイン+預け荷物手続き |
出発 40分前 | 保安検査へ移動 |
出発 20~30分前 | 保安検査通過 |
出発 10~20分前 | 搭乗ゲート到着 |
出発 |
国内線 | |
---|---|
出発 60分前 | 空港駅ホーム/車止め到着 |
出発 55分前 | チェックインカウンター到着 |
出発 45~55分前 | チェックイン+預け荷物手続き |
出発 40分前 | 保安検査へ移動 |
出発 20~30分前 | 保安検査通過 |
出発 10~20分前 | 搭乗ゲート到着 |
出発 |
国際線 | |
---|---|
出発 120分前 | 空港駅ホーム/車止め到着 |
出発 115分前 | チェックインカウンター到着 |
出発 95~100分前 | チェックイン+預け荷物手続き |
出発 90分前 | 保安検査へ移動 |
出発 70~80分前 | 保安検査通過 |
出発 50~60分前 | 出国手続き |
出発 30~60分前 | 搭乗ゲート到着 |
出発 |
国際線 | |
---|---|
出発 120分前 | 空港駅ホーム/車止め到着 |
出発 115分前 | チェックインカウンター到着 |
出発 95~100分前 | チェックイン+預け荷物手続き |
出発 90分前 | 保安検査へ移動 |
出発 70~80分前 | 保安検査通過 |
出発 50~60分前 | 出国手続き |
出発 30~60分前 | 搭乗ゲート到着 |
出発 |
「保安検査」「搭乗ゲート到着」には、締切時刻が設定されています。航空会社により締切時刻が異なりますが、一般的に下記と言われています。
・保安検査の最終通過時刻
国内線 … 出発時刻の20分前
国際線 … 出発時刻の30~60分前
国内線 … 出発時刻の20分前
国際線 … 出発時刻の30~60分前
・搭乗ゲート到着
国内線 … 出発時刻の10~20分前
国際線 … 出発時刻の30~45分前
国内線 … 出発時刻の10~20分前
国際線 … 出発時刻の30~45分前
LCCは、それぞれの締切時刻を過ぎると搭乗できないというルールがあります。加えて、チェックインカウンターや搭乗ゲートが遠い場合も多く、空港内の移動に予想以上に時間がかかることも。上記の時刻よりも余裕を持ったスケジューリングが必要です。
・まずはチェックイン
空港に到着したら、チェックインカウンターでeチケットを搭乗券に変える、チェックイン手続きを行います。従来通り有人カウンターで対応してもらうことも可能ですが、現在は自動チェックイン機も増えています。自動チェックイン機では、チェックイン手続きをはじめ、座席の変更やマイル登録などを行うことができます。
一般的にチェックインの締切時刻は、以下と言われています。
国際線 … 出発時刻の60分前
国内線 … 出発時刻の30分前が目安(出発時刻の20分前までに保安検査を通過)
国内線の場合は明確にチェックインの締切時刻が設けられていないことも多いですが、出発時刻の30分前が目安と言われており、保安検査は出発時刻の20分前までに通過する必要があります。
預け荷物がある場合は、チェックインと同時に手続きしましょう。
また、一般的に国際線、LCCではチェックインの待機列が長くなります。その理由は、国際線の場合は、eチケットに加えてパスポートの確認が必要だからです。加えて、ほとんどの人が荷物の預け入れも同時に行います。
LCCは、機内持込/預け荷物のサイズや重量が厳密に決められており、そのチェックに時間がかかることも。十分に時間の余裕を持っておきましょう。
・混雑が予想されるお盆や年末年始はさらに1時間程度早く到着を
お盆や年末年始など、多くの人が飛行機移動をするタイミングは、国内線/国際線を問わずすべての手続きが混雑します。そのため、通常より1時間程度早く到着すると安心です。
・繁忙期以外にも混雑するタイミングがある
たとえば、平日でも早朝のフライトは出張のビジネスパーソンが多い、日曜日の東京行き最終便は週末旅行から帰省する人が多いなど、繁忙期以外でも混雑するフライトがあります。事前に確認を行うようにしましょう。
・オンラインチェックインも活用しよう
オンラインチェックインとは、一般的に出発時刻の24時間前から、航空会社のアプリなどを利用して自分でチェックイン手続きができるサービスです。オンラインチェックインを活用すると、以下のようなメリットがあります。
・空港到着後、すぐに預け荷物の手続きをすることができる
・事前に座席指定ができる
・モバイル搭乗券に対応していれば、紙の搭乗券が不要になる
・オーバーブッキング(航空会社が座席数以上に予約を受け付けており、飛行機に乗れないこと)で、予約便に搭乗できないリスクを軽減できる
国内線を利用する際、オンラインチェックインが完了していて預け荷物がなければ、ダイレクトで保安検査に向かうことができます。国際線の場合は、預け荷物優先レーンに誘導してくれることもあるため、上手に活用しましょう。
チェックインに間に合わない/飛行機に乗り遅れた場合の対処法
チェックインに間に合わない/飛行機に乗り遅れた場合の対処法
前述したように、国際線のチェックイン締切は出発時刻の60分前、国内線の場合は出発時刻の30分前(保安検査を出発時刻の20分前までに通過)です。
では公共交通機関の遅延など、突発的なトラブルでチェックインに間に合わない、また、チェックイン後に飛行機に乗り遅れてしまった場合、どう対処したらよいでしょうか。
1)チェックインに間に合わない
まずは自分が乗る予定の飛行機の航空会社予約カウンターに連絡をして、チェックインに遅れそうなことを伝えましょう。その際、一般的に下記について聞かれますので、あらかじめ答えられるようにしておきましょう。
・搭乗者氏名
・搭乗予定の便名
・予約番号
・預ける荷物の有無
・遅れる理由
・連絡がとれる連絡先(携帯電話など)
・予想される空港への到着時間
連絡を入れた時点で出発時刻に間に合うと判断された場合は、保安検査などを優先的に通過させてもらうことになりますが、空港到着から搭乗口まで、広い空港内を走って移動することになるでしょう。
連絡をした時点で出発時刻には間に合いそうにないと判断された場合は、航空会社により対応が異なります。
・ANAやJALなどのフルサービスキャリアの場合
公共交通機関の遅れが原因の場合は遅延証明書などを提示し、フライトの変更や振り替え、チケットの払い戻しの相談をする、もしくはこの後に出発する飛行機のキャンセル待ち航空券を発券してもらうことが一般的と言われています。ただしキャンセル待ち航空券は、何時発の飛行機に乗れるかの確約がないため、ある程度の待ち時間を覚悟する必要があります。
また、自己都合で遅れてしまう場合は、追加料金を支払うことでフライトの変更が可能な場合もあります。
・LCCの場合
航空会社により対応が異なります。必ず航空会社に確認しましょう。
手数料が必要になることが大半ですが、たとえば「チェックイン開始時刻の前」「出発時刻の1時間前」まで便の変更が可能、「チケット購入後フライトの変更や払い戻しは一切不可」などです。また、変更手続きをウェブサイトやアプリ上ではなく、コンタクトセンター経由で行う場合は追加料金が発生することがあります。
・ANAやJALなどのフルサービスキャリア/LCC共通の注意点
購入した航空券の種類により、便の変更や払い戻しができないチケットもあります。オンラインチェックインを済ませている場合は、チェックインの取り消しを求められることもあるので、航空会社の指示に従いましょう。
2)飛行機に乗り遅れてしまった時の対処
実際に飛行機に乗り遅れてしまった場合は、下記のどのタイミングで乗り遅れが発生したかにより対応が替わります。
・チェックイン前/チェックイン後
・保安検査通過後
・出国手続き後(国際線のみ)
・チェックイン前/チェックイン後に乗り遅れた場合
航空会社のチェックインカウンターで乗り遅れてしまった旨を伝えましょう。別のフライトに変更するか、新しく航空券を購入するかなど相談します。
・保安検査通過後に乗り遅れた場合
ANAやJALなどのフルサービスキャリアの場合、日本の空港では、基本的に保安検査を通過後、飛行機に搭乗していない乗客がいる場合は空港内アナウンスで呼び出しを行います。LCCの場合は呼び出しアナウンスがないので、各自の時間管理が重要です。
もし乗り遅れてしまった場合は、搭乗予定だった航空会社のスタッフに申し出ましょう。
また、一般的に飛行機に搭乗していない人の荷物は下ろされるため、スタッフの指示に従い預け荷物を受け取る必要があります。
・出国手続き後に乗り遅れた場合(国際線のみ)
出国手続きが終わっている場合は、「出国取り消し」を行う必要があります。出国取り消しを行う以外は、保安検査通過後に乗り遅れた場合と同じです。
空港到着~搭乗までの注意点やポイント
空港到着~搭乗までの注意点やポイント
最後に、空港到着から搭乗までの注意点や、ちょっと不安な保安検査をスムーズに通過するためのポイントをご紹介します。
1)空港到着から搭乗までの注意点(国内線/国際線)
・チェックインカウンター/保安検査場/搭乗口など各移動に時間的余裕を持つ
・保安検査の締切時間や搭乗口への到着時間を常に確認する(締切時間は航空券などに記載)
・保安検査をスムーズに通過できるよう、着衣や手荷物に注意する
・出発時間や搭乗口の変更を逃さないように、空港内アナウンスやフライトボード(掲示板)をこまめに確認する
・ラウンジは出発時間変更などのアナウンスが流れないので、時間や搭乗口に変更が発生していないかマメにフライトボード(掲示板)を確認する
・国際線の場合、出国手続き後に免税店でショッピングに夢中になりすぎない
羽田空港のラウンジについてはこちらの記事で紹介しています。
・保安検査をスムーズに通過するポイント
飛行機に乗るにあたり、少し緊張してしまう保安検査。もし金属探知機でひっかかってしまったら、荷物の中身をすべて出して確認したり、金属探知機でのボディチェックが必要になります。そこで、スムーズに保安検査を通過するポイントをご紹介します。
・貴金属や大きなバックルのベルト、厚底の靴などはなるべく身に着けない
・ポケットに入っているものはすべて出して専用のトレーに入れる(鍵、財布、小銭、スマートフォンなど)
・機内持込不可物を持たない
・国際線の場合は、液体物の持込制限を超えない
機内に持ち込める物には制限があり、保安検査時に機内持込不可物があった場合は没収されることもあります。機内持込、預け荷物についてのルールは国内線/国際線で違うので、事前に確認しておきましょう。
参考:国土交通省「機内持込・お預け手荷物における危険物について」
また、保安検査で靴を脱ぐよう指示される場合もあります。履きやすい/脱ぎやすい靴で行くようにしましょう。
日本初!アメックス運営の「センチュリオン・ラウンジ」が2025年に羽田空港に開設
日本初!アメックス運営の「センチュリオン・ラウンジ」が2025年に羽田空港に開設
羽田空港に開設される「センチュリオン・ラウンジ」の内観イメージ図
飛行機を利用する旅行や出張では、時間に余裕を持って空港に到着する必要があります。そこで活用したいのが、フライトまでの時間を有意義に過ごせる、空港のラウンジ。
ラウンジには「クレジットカードラウンジ」「航空会社ラウンジ」などの種類ありますが、アメリカン・エキスプレスも空港のラウンジを運営していることをご存じでしょうか?
アメックスが運営する空港ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」。アメリカ「ニューズウィーク」の「Best Airport Lounge by Newsweek Readers」などで受賞歴を有するなど、高い評価を得ている、プレミアムな空港ラウンジです。
そんな上質なセンチュリオン・ラウンジが、2025年、ついに日本の羽田空港に開設されます。
場所は、羽田空港第3ターミナル4階、出国手続き後のエリア。683㎡という広い空間に用意される座席数は122席で、日本の伝統や文化などを取り入れた内装に加え、日本の食文化を楽しめるダイニングフードやドリンクも提供予定です。
センチュリオン・ラウンジで、日本を発つ直前まで優雅なひとときを過ごしましょう。
参考:アメリカン・エキスプレス「日本初の「センチュリオン・ラウンジ」を羽田空港に開設」
アメックスが運営する「センチュリオン・ラウンジ」とは
アメックスが運営する「センチュリオン・ラウンジ」とは
センチュリオン・ラウンジは、プラチナ・カード®/ビジネス・プラチナ・カード/プラチナ・コーポレート・カード/センチュリオン®・カードを所持していると、無料で利用することができる、アメックス独自の空港ラウンジ。世界28カ所で高クオリティのサービスを提供しています。
利用できるサービスは、前述したダイニングフードやドリンクに加え、高速Wi-Fi、シャワーなど。ラウンジによっては、スパやファミリールーム、ワークスペースなども備わっており、高いホスピタリティで空の旅をサポートしてくれます。
センチュリオン・ラウンジを利用するには、搭乗券のほか、前述したカードの提示が必要。もちろん、家族カードやビジネス・カードの追加カードでも利用可能でき、同伴者も2名まで無料です。その他、営業時間などの利用条件はラウンジにより異なるため、公式ウェブサイトで確認しましょう。
参考:アメリカン・エキスプレス「センチュリオン・ラウンジ」
参考:アメリカン・エキスプレス「プラチナ・カード」
参考:アメリカン・エキスプレス「ビジネス・プラチナ・カード」
人生のパートナーに最適な1枚を
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アメリカン・エキスプレスは日常のあらゆるシーンをサポートします。
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