【初心者向け】バーの楽しみ方~種類や頼み方など基礎から解説~
【初心者向け】バーの楽しみ方~種類や頼み方など基礎から解説~
2023/09/25
2023/09/25
バーでのひと時を満喫しよう
バーでのひと時を満喫しよう
おしゃれなバーでスマートにお酒を楽しむのは、大人ならではの嗜みです。けれどもバーは少し敷居が高そうだし、どのように振る舞えばよいか分からないという人も、少なくないかもしれません。
そこで、バーでのひと時を楽しむための基本的なマナーから注文の仕方、気を付けたいポイントなどをご紹介します。
初心者だからこそ、バーに行く前に知っておきたいこと
初心者だからこそ、バーに行く前に知っておきたいこと
・バーとは?
バー(bar)とは、バーテンダーが主にウイスキーを中心とした洋酒やカクテルなどを提供する、欧米風の酒場です。会話とお酒を楽しむ落ち着いた本格的なバーから、カジュアルなお店、また、音楽やスポーツなど特定のコンセプトに沿ったバーもあります。
・バーの種類
バーのスタイルは多種多様です。それぞれの種類に厳密な定義はありませんが、主に以下の5つに分類ができます。
1)オーセンティックバー
静かな雰囲気の中でお酒と会話を楽しむ、いわゆる正統派のバーです。「本物の」「確実な」「真正な」という意味の英語である「オーセンティック」という言葉の通り、オーセンティックバーにはウイスキーなどの洋酒やカクテルに関する専門的な知識を持ったバーテンダーがいます。基本的に洋酒やカクテルなどお酒の提供が中心で、お酒と共に雰囲気や会話を楽しみます。
店内はカウンター席を中心に、テーブル席やソファ席などが用意され、インテリアは落ち着いた重厚な造りです。BGMや照明も控えめなことが多く、お酒とともにバーテンダーや友人との会話を楽しむことができます。
2)ショットバー
バーテンダーはいますが、オーセンティックバーよりもカジュアルな雰囲気なのがショットバーです。比較的小規模な店舗も多く、カウンター席のみという店も少なくありません。店にもよりますが、オーセンティックバーと同じく、お酒の提供が中心になります。
かつて、ボトルキープをしてお酒を楽しむ店舗を「バー」と呼んでいたのと区別するため、グラス1杯(1ショット)で販売する店を「ショットバー」と呼ぶようになりました。
3)ダイニングバー
お酒とともに料理も楽しめる店がダイニングバーです。バーテンダーだけではなく調理スタッフもいて、お酒に合わせたさまざまな料理を提供してくれます。オーセンティックバーやショットバーに比べると、年代ものの洋酒や、凝ったカクテルなどのメニューは少ないかもしれません。
テーブル席が中心となり、オーセンティックバーやショットバーに比べると店内も明るく、広いお店が多いです。
4)スタンディングバー
店内に椅子の用意がなく、立ったままお酒を楽しむ立ち飲みの店舗です。こぢんまりとした店舗が多いですが、気軽に立ち寄ることができ、注文ごとに清算するキャッシュ・オン・デリバリーを採用している店もあります。
5)コンセプトバー
スポーツ、音楽、映画など、特定のテーマに特化したバーです。テーマの世界観を表現した店内の内装や、オリジナルカクテルなどがメニューに並ぶこともあります。
・バーで楽しめるお酒の種類
バーで楽しめるお酒は、ウイスキーやブランデーなどの洋酒やカクテルが中心です。オーセンティックバーなら、流通量の少ないシングルモルトウイスキーなど貴重な銘柄を楽しむこともできるでしょう。洋酒やカクテルのほか、ビールやワイン、日本酒や焼酎など、幅広い種類のお酒を提供するバーも少なくありません。
また、どのタイプのバーにもカクテルはあります。「マティーニ」や「ダイキリ」といった定番のほか、店によってはオリジナルカクテルも用意されていることも。氷が入っており、ゆっくり楽しむロングカクテル、氷が入っておらず短時間で飲み切るショートカクテルなど、種類は多岐にわたります。アルコールを弱くしてほしい、甘くないすっきりとした飲み口が好みなど、その時に求めている味をバーテンダーに伝えて、おすすめの1杯を作ってもらうのも、カクテルの楽しみ方のひとつです。
・バーに行くための服装は?
バーに明確なドレスコードはありませんが、店内の雰囲気によって異なります。落ち着いたオーセンティックバーなら、男性は襟付きのシャツ、女性はシンプルなワンピースなどのスマートカジュアルがおすすめです。
一方で、ショットバーやダイニングバーの場合はカジュアルな服装でも問題ありませんが、ショットバーにはオーセンティックバーに近い重厚で高級感のある店もあります。迷った場合はスマートカジュアルが良いでしょう。
・バーに行く時間帯
バーに行く時間に決まりはありませんが、基本的にバーの営業は夕方以降です。ディナー前のアイスブレイクとして1杯、待ち合わせまでの時間つぶしのほか、ディナーの後、さらに会話を楽しみたい場合など、さまざまなシーンにあわせて楽しむことができます。
初心者でも安心 バーでの注文の仕方と料金の目安
初心者でも安心 バーでの注文の仕方と料金の目安
・チャージ料
「チャージ料」とは席料のことで、1人1,000円前後が一般的です。一般的にオーセンティックバーやショットバーなどはチャージ料が必要になります。ダイニングバー、スタンディングバーは、チャージ料のない店もあります。不安な場合は事前、または入店時に確認しましょう。
・注文の仕方
基本的にはメニューを見て、バーテンダーかスタッフに注文をします。何を頼めばよいか分からない時は、好みの味や希望するアルコール度数をバーテンダーに伝え、おすすめを聞いてみましょう。ぴったりのお酒を提案してくれるはずです。
・お酒の料金
お酒1杯の料金は店によってさまざまですが、一般的には洋酒やカクテルは1杯1,000円~が目安です。メニューがないバーや、メニューに掲載されていないカクテルなどもあるため、値段が分からない場合は遠慮なくバーテンダーに確認しましょう。これをきっかけに、値段だけではなくさまざまなお酒の知識を教えてもらえるかもしれません。ほかにも、予算や好みを先に伝えるという方法もあります。
・会計/チップ
普通のレストランと同じように、飲食後にレジまたはテーブルやカウンターで支払います。キャッシュ・オン・デリバリーの場合は、注文ごとに会計をします。また、基本的に日本のバーではチップは不要です。
マナーを守って、スマートにバーを楽しもう
マナーを守って、スマートにバーを楽しもう
バーには決められた作法はありませんが、オーセンティックバーなど、落ち着いたバーを利用する際は、以下のマナーやエチケットを心がけると、よりスマートです。
・大声で話したり、騒がない
にぎやかでカジュアルなお店を除き、基本的に大声で話したりするのは厳禁です。特にオーセンティックバーは落ち着いた雰囲気なので、立ち居振る舞いや会話は静かにしましょう。繊細なカクテルグラスを傷つけないよう、乾杯も控えましょう。
・人数は3人程度で
オーセンティックバーやショットバーは、比較的小さなお店が多く雰囲気も静かなので、大人数での来店は控えましょう。お店の広さやテーブル席の有無にもよりますが、3~4人程度まででの利用が目安です。
・酔いすぎない
バーは大人の社交場です。つい楽しくてお酒がすすんでしまい、周囲の雰囲気を壊してしまわないように気をつけましょう。お酒の味と会話を楽しみ、スマートにバーを後にするようにしましょう。
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