【2023年版】福江島(五島列島)のおすすめ観光スポットや名物グルメ
【2023年版】福江島(五島列島)のおすすめ観光スポットや名物グルメ
2023/11/21
2023/11/21
五島観光の最初の一歩は福江島から。豊かな自然と絶品グルメ
五島観光の最初の一歩は福江島から。豊かな自然と絶品グルメ
海に山に手つかずの自然が残り、ゆったりとした時間が流れる癒しの島々、長崎県五島列島。
なかでも五島列島の玄関口にあたる福江島は、島面積が約330㎢と、東京23区のおよそ半分にあたる広さを誇り、約3万人が暮らしています。列島最大の島として見どころも多く、自然が作り出した壮大な景観やご当地グルメなど、旅人を飽きさせることがありません。
福江島までは、長崎港を出発するフェリーやジェットフォイルなどの船のほか、長崎空港や福岡空港から1日2~3便の航空便もあり、離島といえどもアクセスしやすいのも魅力。交通手段は船か飛行機か、島を目指すルート選びから旅の楽しみは始まります。
島内での移動はレンタカーや観光バス、観光タクシーが主流のため、旅のプランに合わせて検討しましょう。福江港近辺の中心地にも観光名所やお土産屋さんがあるので、玄関口となる福江港ターミナルを起点に徒歩で観光することも可能ですが、せっかくなら手つかずの自然を満喫できる場所まで足を伸ばすのがおすすめです。
さっそく、五島観光の最初の一歩であり絶対に外せない福江島に、絶景&名物グルメを探しに出かけましょう。
【DATA】
五島列島 福江島へのアクセス
●「長崎港」よりフェリー(3時間10~55分)またはジェットフォイル(1時間25~50分)で「福江港」へ
●「長崎空港」より飛行機(約30分)で「五島つばき空港」へ
●「福岡空港」より飛行機(約40分)で「五島つばき空港」へ
足元に自然を感じながら、頭上の星空に感動!昼と夜に訪れたい「鬼岳」
足元に自然を感じながら、頭上の星空に感動!昼と夜に訪れたい「鬼岳」
夜には空いっぱいに星が広がる鬼岳 ©長崎県観光連盟
なだらかな頂が特徴的な鬼岳は、その愛らしい山容で親しまれている福江島のシンボルです。標高は315m、山全体が芝で覆われていて斜面も緩やかなため、登山に慣れていない人ものんびりトレッキングを楽しめます。
尾根には季節の草花が茂り、四季折々の表情で観光客を迎えてくれます。また、散策ルートや展望台からは福江の街並みや島を取り囲む海、五島列島の島々が見渡せます。
福江港発のフェリーやジェットフォイルの最終便は夕方ですが、福江島に1泊する場合は、夜の鬼岳にも訪れてください。山の中腹にある鬼岳天文台から、夜空いっぱいに広がる星を観賞できます。
見晴らしの良さを誇る「城岳展望所」で五島の島々を一望
見晴らしの良さを誇る「城岳展望所」で五島の島々を一望
城岳展望所からの眺めは、息を呑む美しさ
福江島の北部、標高216mの城岳にある展望所です。城岳の由来は弘和3(1383)年、当時の五島列島を治めていた宇久五島家8代目となる覚(さとる)公がこの地に城を築いたためとされています。
展望所からは山の麓に広がる八朔台地や風力発電所の風車が回る姿など、岐宿(きしく)の魅力であるのどかな風景が楽しめます。陸と海が入り組む、複雑な海岸線を描く白石湾の全貌を見渡せるのは、城岳展望所ならではです。
さらに山頂遊歩道を上がった先には列島を構成する島々など五島列島の島々を眺望できる第1展望所があります。海と山が織りなす壮大な風景を、まるでジオラマを見るかのようにつぶさに観賞でき、五島列島の美しさに心奪われる絶景スポットです。
白い砂浜と青く澄んだ海で日本一美しいとも称される「高浜海水浴場」
白い砂浜と青く澄んだ海で日本一美しいとも称される「高浜海水浴場」
約1kmにわたり白い砂浜が続く、高浜海水浴場 ©長崎県観光連盟
五島列島は、入り組んだ入江の中に波の穏やかな海水浴場がいくつもある、隠れたビーチリゾートでもあります。数あるなかでも圧倒的な支持を得ているのが、高浜海水浴場です。
白く輝く砂浜と透き通ったエメラルドグリーンの海は、思わず息をのむ美しさ。周囲に人工的な建造物もなく、手つかずの自然が残ることから「日本の渚100選」「日本の道100選」などに選定されています。
夏には海水浴やジェットスキー、シュノーケリングなどのマリンアクティビティを楽しむ人でにぎわいますが、シーズンオフでも訪れる価値は十二分にあります。
夕暮れ時に水平線が赤く染まるドラマチックな景色を眺めるもよし、「日本の道100選」にも選ばれた海岸沿いの国道384号で潮風を感じながらドライブを楽しむもよし。時間や季節にとらわれない思い思いの絶景を見つけに行きましょう。
荒々しい断崖絶壁に悠然と建つ、フォトジェニックな「大瀬埼灯台」
荒々しい断崖絶壁に悠然と建つ、フォトジェニックな「大瀬埼灯台」
「日本の灯台50選」にも選ばれている大瀬埼灯台 ©長崎県観光連盟
福江島の最西端、東シナ海に面する断崖の上に建っているのが大瀬埼灯台です。
映画「悪人」や、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」のロケ地としても知られ、まさに物語の世界に入り込んだような非日常的な絶景が広がります。
晴れた日には海や空の青さと白亜の灯台とのコントラストが美しく、また、大瀬埼は九州で最後に夕陽が沈む場所であり、夕暮れ時に赤く照らされた海原と灯台の姿も見事です。
ただし、車で行けるのは灯台の手前にある展望所まで。展望所からも灯台・断崖・海が織りなす風景は満喫できますが、迫力ある灯台の姿を見るには遊歩道を進みましょう。下り坂の往路で約20分、上り坂となる復路では約40分かかりますが、たどり着いた先には感動の絶景が待っています。
五島グルメの代表格!アツアツで食べる絶品の「地獄炊きうどん」で腹ごしらえ
五島グルメの代表格!アツアツで食べる絶品の「地獄炊きうどん」で腹ごしらえ
熱さに負けず、地獄炊きで食べたい、五島うどん
五島列島に遣唐使船が寄港していた時代に生まれたとされる、島の名物「五島うどん」。古くから家庭料理としてだけでなく、行事食としても親しまれてきた島のソウルフードです。
島に自生するつばき油を使用して職人の手延べで作られたうどんは、コシが強く、つるっと滑らかなのど越しが自慢。また、その食べ方も特徴的です。
グツグツと煮えたぎる鍋でゆで上げたうどんを、五島沖で獲れたあご(トビウオ)の出汁や生卵とからめて食べる「地獄炊き」こそが五島流。ぜひ、本場の味を本場の食べ方で味わってください。
おっどん亭は製麺所に併設された食堂のため、コシのある五島うどんをどこよりも美味しくいただくことができるほか、製麺の様子を窓越しに見学することもできます。
五島沖の新鮮な魚をかまぼこに!お土産は名産の昆布巻きかまぼこ「五島巻」で決まり
五島沖の新鮮な魚をかまぼこに!お土産は名産の昆布巻きかまぼこ「五島巻」で決まり
一般的なかまぼこと違い、見た目も楽しい五島巻
全国有数の好漁場である五島列島は、水産加工業も盛んです。
五島で水揚げした魚を新鮮なうちに自社工場で加工している浜口水産は、昭和14(1939)年の創業以来、手作りにこだわった練り物を提供し続けてきました。かまぼこやすり身揚げ、つみれなど豊富なラインナップがそろいますが、おすすめは五島列島の漁師町に昔から伝わる郷土料理の一つで、お祝いやお祭りの席には欠かせない、かまぼこを昆布で巻いた「五島巻」です。
あご、あじなどの季節魚のすり身と昆布のコンビネーションが絶妙で、魚本来の味や歯ごたえが口いっぱいに広がります。真空タイプなので持ち運びにも気を使わず、お土産の定番としても支持されています。
華やかな見た目の五島巻を堪能しながら、自宅の食卓に旅の思い出を運んでくれること請け合いです。
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