空港ラウンジとは?種類ごとの特長や利用条件、使い方を解説​

空港ラウンジとは?種類ごとの特長や利用条件、使い方を解説​

Travel

2024/10/29

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2024/10/29

空港ラウンジとは?種類ごとの特長や利用条件、使い方を解説
空港ラウンジとは?種類ごとの特長や利用条件、使い方を解説

空港ラウンジについて知ろう

 

空港ラウンジについて知ろう

 

国内外の空港に設けられており、フライトまでの時間を有意義に過ごせるスペースが、空港のラウンジです。ラウンジでは、落ち着いた空間でさまざまなサービスを受けられますが、誰でもラウンジを利用できるわけではありません。

 

今回は、空港ラウンジの種類や特長、利用方法などを解説。アメリカン・エキスプレスのクレジットカードを所持していると利用できるラウンジについても紹介します。

空港ラウンジとは?

 

空港ラウンジとは?

 
空港ラウンジとは?

センチュリオン・ラウンジ 香港国際空港

空港ラウンジとは、条件を満たした人だけが入れる、空港内の特別な待合室のこと。サービス内容や利用条件はラウンジによって異なりますが、たとえば、フリードリンクや電源タップ、無料Wi-Fiなどが提供されています。そのため、搭乗までの時間を使い、旅の下調べやメールチェックなどができます。

 

ラウンジを利用するには、いくつかの方法があります。空港ラウンジの利用が付帯されたクレジットカードを所有する、ビジネスクラスなど規定以上の搭乗クラスを利用する、航空会社のマイレージ上級会員になるなどです。基本的には飛行機の搭乗前、または乗継時の利用になりますが、空港によっては、飛行機の搭乗に関わらず、利用料金を支払うことで利用できるラウンジもあります。

空港ラウンジの種類とできること、利用方法

 

空港ラウンジの種類とできること、利用方法

 
空港ラウンジの種類とできること、利用方法

センチュリオン・ラウンジ ジョン・F・ケネディ国際空港

空港ラウンジには、一般的に「クレジットカードラウンジ」「プライオリティ・パス・ラウンジ」「航空会社ラウンジ」「カード会社の自社ラウンジ」があり、ラウンジにより提供されるサービスが違います。

 

1.クレジットカードラウンジ

指定されたクレジットカード会社の条件を満たすことで利用できます。同伴者は有料になることが一般的ですが、アメリカン・エキスプレスのゴールド・カード以上のクレジットカードなら、同伴者も無料で利用することができます。

 

 

参考:アメリカン・エキスプレス「空港ラウンジ

 

 

基本的には出発ロビーの制限エリア外(保安検査場通過前)にありますが、一部の空港では制限エリア内や到着ロビーに設置されている場合もあります。

 

【主なサービス】

フリードリンク(ソフトドリンク)、フリーWi-Fi、電源タップの利用など。

一部のラウンジでは、アルコール飲料の提供やシャワー、マッサージチェアが用意されている場合もあるが、基本的には有料。

 

【入室に必要なもの】

該当のクレジットカードおよび当日の搭乗券/航空券の提示。家族カードやビジネス・カードの追加カードで利用できる場合もある。

 

 

2.プライオリティ・パス・ラウンジ

プライオリティ・パス会員が利用できるラウンジです。140以上の国や地域、600を超える都市にある1,500カ所以上の空港ラウンジを利用できます。同伴者の料金はラウンジによって異なるため、直接ラウンジスタッフへ確認しましょう。

 

【主なサービス】

フリードリンク(ソフトドリンク/アルコール)、無料の軽食、シャワールーム、フリーWi-Fi、電源タップの利用など。ラウンジよっては、優待価格でスパを利用できるなどのサービスもある。

 

【入室に必要なもの】

プライオリティ・パス会員証の提示(利用料の無料/有料は会員グレードにより異なる)。当日の搭乗券/航空券の提示。

 

 

3.航空会社ラウンジ

航空会社が運営するラウンジです。基本的には、国際線利用の場合に利用されることが多く、制限エリア内(保安検査場通過後)にあります。

 

利用できるのは、ビジネスクラス以上など利用条件を満たした乗客、また、航空会社のマイレージプログラムの上級会員です。同伴者は一般的に有料になります。また、別途、ファーストクラス利用客やセレブリティなど、VIPの乗客専用ラウンジが設けられている場合もあります。

 

【主なサービス】

フリードリンク(ソフトドリンク/アルコール)、充実した無料の食事、シャワールーム、フリーWi-Fi、電源タップの利用など。

 

【入室に必要なもの】

入室チケットまたはマイレージカードおよび当日の搭乗券/航空券の提示。

パスポートの提示を求められる場合もある。

 

 

4.カード会社が運営する自社ラウンジ

クレジットカード会社が独自で運営しているラウンジです。基本的には制限エリア内にあり、ラウンジを運営するカード会社の、規定以上のカードを所有するカード会員が利用できます。

 

【主なサービス】

フリードリンク(ソフトドリンク/アルコール)、充実した無料の食事、シャワールーム、フリーWi-Fiなど。

 

【入室に必要なもの】

該当のクレジットカードの提示、当日の搭乗券/航空券の提示。

 

 

利用方法や提供されるサービスなどはラウンジによって異なります。利用前にラウンジの場所とあわせて確認しておきましょう。

 

 

・空港のラウンジには搭乗アナウンスが流れない!利用時の注意点

ラウンジ内では搭乗を知らせるアナウンスなどは流れません。理由は、搭乗時間まで静かな空間で仕事をしたり、ゆったり過ごすことを前提とされているからです。そのため、搭乗ゲートや搭乗開始時間の変更がないか、自分でフライトボードをチェックする必要があります。そのほか、大きな声でおしゃべりをしない、飲食の持ち込み・持ち出しもしないようにしましょう。

 

 

羽田空港のラウンジについてはこちらの記事でも紹介しています

羽田空港のラウンジを使いこなして旅をもっと楽しもう!

世界1,500超のラウンジと空港が利用できる「プライオリティ・パス」

 

世界1,500超のラウンジと空港が利用できる「プライオリティ・パス」

 
世界1,400超のラウンジと空港が利用できる「プライオリティ・パス」

利用する航空会社の搭乗クラスやマイレージステータスの規定に満たなくても、サービスが充実した空港ラウンジを利用できる方法があります。その方法とは、「プライオリティ・パス会員」になることです。プライオリティ・パスは、提携している世界1,500超の空港ラウンジでサービスを提供する会社で、搭乗クラスやマイレージステータスに縛られることなく、上質なラウンジを利用できるシステムを提供しています。

 

そのため、プライオリティ・パスの会員であれば、LCC(格安航空会社)を予約している場合も、プレミアムなラウンジを利用できます。プライオリティ・パス会員には、会員グレードに応じた年会費が設定されています。会員グレードは最上級の「プレステージ会員」のほか、「スタンダード・プラス会員」、「スタンダード会員」の3種類。それぞれ、年会費や1年間に無料でラウンジを利用できる回数が異なります(スタンダード会員のみ、ラウンジ利用1回ごとに料金が必要)。ただし、航空会社のラウンジを借りている場合もあるため、会員であっても混雑時は入れないこともあります。

 

 

参考:プライオリティ・パス

 

 

・アメリカン・エキスプレスなら利用料も一部無料!年会費も無料で申し込める

プライオリティ・パスは、各クレジットカード会社のカードステータス(一般的にはゴールド・カード以上)により、付帯サービスになっている場合があります。もちろん、アメリカン・エキスプレスのクレジットカードにもプライオリティ・パスが付帯されています。ポイントは、アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードでも、年会費無料でプライオリティ・パスに申し込めること。

 

さらに、ゴールド・プリファード・カードなら年2回まで、プラチナ・カードであれば何度でもプライオリティ・パス・ラウンジの利用料が無料です。加えて、ほとんどの家族カードや追加カードも対象になります。たとえば、プラチナ・カードを所持していれば、最大10名までラウンジを無料で利用できます。基本カード、家族カード(4枚まで発行可)共に同伴者も無料で利用できるため、最大10名まで無料となります。

アメックスのプラチナ・カードだと、さらに利用可能ラウンジの幅が広がる!

 

アメックスのプラチナ・カードだと、さらに利用可能ラウンジの幅が広がる!

 
アメックスのプラチナ・カードだと、さらに利用可能ラウンジの幅が広がる!

デルタ・スカイクラブ フェニックス・スカイハーバー国際空港

アメックスのプラチナ・カードを所持していれば、無料で利用できるラウンジの幅がさらに広がり、より充実した空港時間を過ごせます。

 

たとえば「デルタ・スカイクラブ」は、プライオリティ・パスでは入れない航空会社のラウンジで、上質な雰囲気を満喫することができます。デルタ・スカイクラブは2022年に羽田空港第3ターミナルの5階にオープンしており、日本出国時の利用も可能になりました。天候によっては富士山の見事な眺望を楽しめ、電話会議用の個人ブースも完備されているなど、ワンランク上のサービスを提供しています。プライオリティ・パス会員でも入れないラウンジを利用できるのは、プラチナ・カードの大きな魅力のひとつ。同伴者の利用可能人数など、サービスの内容はラウンジごとに異なるので、出発前にアメリカン・エキスプレスの公式ウェブサイトを確認しておきましょう。

 

【プラチナ・カード提示で利用できるラウンジ】

  • デルタ・スカイクラブ
  • ルフトハンザ・ラウンジ
  • プラザ・プレミアム・エアポート・ラウンジ
  • エスケープ・ラウンジUS
  • エアスペース

 

 

参考:アメリカン・エキスプレス「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション

アメックスのプラチナ・カード会員だけが利用できる空港ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」

 

アメックスのプラチナ・カード会員だけが利用できる空港ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」

 
アメックスのプラチナ・カード会員だけが利用できる空港ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」

センチュリオン・ラウンジ ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港

空港には、アメリカン・エキスプレスが運営するラウンジもあることをご存じでしょうか?ここでは、そのアメリカン・エキスプレスが運営するラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」についてご紹介します。

 

センチュリオン・ラウンジは世界9カ国25の空港にあり、各地域により異なるドリンクが提供されるバー、ビュッフェ形式のダイニングフードのほか、高速Wi-Fiやシャワーなども無料で利用できます。ラウンジによっては、スパやファミリールーム、ワークスペースなども完備されており、フライトまでの時間を快適に過ごせるラグジュアリーな空間。ビジネスや旅行など、それぞれの用途やシーンに合わせて利用することができます。ロサンゼルス国際空港や香港国際空港など、トランジットで立ち寄ることが多い空港にもあるため、長時間のフライト前後に体をゆったり休めることができます。

 

センチュリオン・ラウンジを利用するには、搭乗券のほか、個人またはビジネスのプラチナ・カードの提示が必要。もちろん、家族カードやビジネス・カードの追加カードでも利用可能でき、同伴者も2名まで無料です。その他、営業時間などの利用条件はラウンジにより異なるため、公式ウェブサイトで確認しましょう。

 

 

参考:アメリカン・エキスプレス「センチュリオン・ラウンジ

参考:アメリカン・エキスプレス「プラチナ・カード

日本初!アメックス運営の「センチュリオン・ラウンジ」が2025年に羽田空港に開設

 

日本初!アメックス運営の「センチュリオン・ラウンジ」が2025年に羽田空港に開設

 
日本初!アメックス運営の「センチュリオン・ラウンジ」が2025年に羽田空港に開設

羽田空港に開設される「センチュリオン・ラウンジ」の内観イメージ図

飛行機を利用する旅行や出張では、時間に余裕を持って空港に到着する必要があります。そこで活用したいのが、フライトまでの時間を有意義に過ごせる、空港のラウンジ。

 

ラウンジには「クレジットカードラウンジ」「航空会社ラウンジ」などの種類ありますが、アメリカン・エキスプレスも空港のラウンジを運営していることをご存じでしょうか?

 

アメックスが運営する空港ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」。アメリカ「ニューズウィーク」の「Best Airport Lounge by Newsweek Readers」などで受賞歴を有するなど、高い評価を得ている、プレミアムな空港ラウンジです。

 

そんな上質なセンチュリオン・ラウンジが、2025年、ついに日本の羽田空港に開設されます。

 

場所は、羽田空港第3ターミナル4階、出国手続き後のエリア。683㎡という広い空間に用意される座席数は122席で、日本の伝統や文化などを取り入れた内装に加え、日本の食文化を楽しめるダイニングフードやドリンクも提供予定です。

 

センチュリオン・ラウンジで、日本を発つ直前まで優雅なひとときを過ごしましょう。

 

参考:アメリカン・エキスプレス「日本初の「センチュリオン・ラウンジ」を羽田空港に開設

アメリカン・エキスプレス®・カード/アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード/プラチナ・カード®

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