有名なフィリピン料理10選!日本人の味覚にハマるおすすめ料理を紹介
有名なフィリピン料理10選!日本人の味覚にハマるおすすめ料理を紹介
2023/04/20
2023/04/20
フィリピン料理とは?
フィリピン料理とは?
バナナを素揚げし黒糖をまぶしたおやつ、バナナキュー
日本から5時間程度で行ける距離でありながら、気候に恵まれた美しい自然と、異国情緒あふれる街並みを堪能できるアジアの楽園・フィリピン。
実は、フィリピン料理の味わいはアジア特有の個性を持ちつつも、日本人の味覚にハマることはあまり知られていないのではないでしょうか。先住民が食べていたシンプルな調理法の料理から、中国や宗主国であったスペイン、アメリカの食文化の影響を受けた料理まで、多彩な味わいがフィリピン料理の魅力です。
主食がお米であること、魚介類をよく食べることなど、日本食と共通する点が多く、日本人の口に合うメニューがたくさんあります。魚介類のほかにも、肉類を使った料理も多く、特に鶏肉は人気。そのため、料理の味付けはごはんに合うよう濃いめで、使用する調味料も塩やフィリピンの醤油、砂糖など、日本人にとっても身近なものばかりです。
また、年間を通して気温が高い国なので、酸味を効かせたあっさりとした味付けや、保存期間が長くなるという理由から油を使った揚げ物が多いのも特徴です。
エスニック料理ではありますが、意外に辛くないのも特徴。料理には大きくわけて、焼き物から揚げ物、デザートのファストフード的存在の豪快な屋台料理と、炒め物や煮込み料理といった素朴な味わいの家庭料理があります。
今回は、日本人が好む定番のフィリピンの屋台料理や家庭料理の魅力をご紹介します。
フィリピンならではの食習慣はあるの?
フィリピンならではの食習慣はあるの?
街中には食事、おやつ、フルーツなどの屋台がたくさん
「フィリピン人はとにかくよく食べる」と言われ、食事の時間以外でも休憩時間に雑談とともに間食するので、それらを合わせると1日4~5食が普通。その理由として「メリエンダ」という習慣が関係しています。
メリエンダとは「間食」という意味で、これはスペイン統治の時代に持ち込まれた食習慣。スペインでは午後3時頃に、特に子どもたちが夕食までのつなぎにメリエンダをするそうです。その文化がフィリピンでも習慣化され、大人も子どもも食事のほかに間食をするのが当たり前となり、食文化として根付きました。
また、フィリピンでは基本的に右手でスプーン、左手でフォークを使って食事するのが正式なマナーです。スプーンでご飯やおかずを口に運び、おかずが一口では食べられない大きさの場合には、スプーンで一口大にカットします。フォークはあくまでも添えるだけの役割で、ナイフはほぼ使わないためレストランに置いていないことも。国によってカトラリーの持ち方に違いがあるのも興味深いですね。
フィリピンの屋台料理5選
フィリピンの屋台料理5選
屋台は、食事の回数が多いフィリピンでなくてはならない存在です。あらゆる場所に常時出店しており、おかず系の料理から麺類、デザートなど、バラエティ豊かな料理を手ごろな価格で気軽に味わうことができます。
衛生面に気をつけつつも、現地の人と肩を並べて賑やかに食べることで、どれもおいしさが倍増すること間違いなしです。
・レチョン
カリカリの皮とジューシーなお肉のハーモナイズがたまらないレチョン。
フィリピンでは「子豚のロースト」のことを「レチョン」と呼びますが、レチョンはスペイン語で「子豚」という意味。元々はお祝いの日に供されていた料理で、屋台では食べやすいサイズにカットされています。地域やお店によって調理法や味付けは異なりますが、内臓を取り除いたところに、ネギやニンニク、香辛料を詰め、表面に醤油を塗って、炭火でじっくり丸焼きにします。
食べてみると皮がパリッとしていて、お肉はジューシー。中までしっかりと味が染み込んでいて、ごはんとの相性も抜群です。
・フィッシュボール
シンガポール、マレーシア、台湾、中国などでも親しまれ、一度食べたらクセになる、油で揚げた魚の練り物。串に揚げたてのフィッシュボールを刺し、甘いソースや辛いソース、酢など、好みのソースをつけていただきます。1個から注文できるので、小腹が空いたときにもぴったりです。
・タホ
小腹が空いた時にもぴったりなタホ。
温かい豆腐に、「サゴ」と呼ばれるタピオカに似た食感のゼリーとシロップを混ぜた、フィリピンで定番の朝食メニュー。朝、街中に出ると、「タホ〜」という声とともに、バケツに入った温かい豆腐を担いで売っています。ちゅるっとした喉ごしの良さと、タピオカのようなもちもち食感のハーモニーが絶妙で、ドリンク感覚でお腹を満たしてくれる万能食です。
・バナナキュー/カモテキュー
バナナキューは、バナナを素揚げしてから、ほろ苦い黒糖キャラメルでコーティングしたおやつ。フィリピンではよくメリエンダの時間に食べられています。特に揚げたては、外はカリッと、中はホクホクとしていて、格別です。バナナの他にもカモテキューと呼ばれるサツマイモバージョンもあり、その味わいはまさに大学イモのようで人気があります。
・ハロハロ
ハロハロは南国フィリピンを代表するスイーツのひとつ。
フィリピンの代表的なスイーツで、かき氷を筆頭に、ナタデココや数種類のゼリー、甘く煮た豆やイモ類、フルーツ、アイスクリーム、プリンなどが色鮮やかに盛りつけられています。ハロハロとは「混ぜこぜにする」という意味があり、食べる際はよく混ぜてから食べると美味しさも倍増!いろいろな味わいが一度に楽しめるので、かなりの満足感が得られます。
フィリピンの家庭料理5選
フィリピンの家庭料理5選
野菜などがたっぷり入ったスープ、シニガン
アジアには屋台が充実するあまり家で料理をしない国もありますが、フィリピンは家庭でもちゃんと料理をします。
お米が主食のフィリピンでは、日本人にも馴染みの深い味噌汁や煮込み料理のような素朴な料理が多いのも特徴です。また、焼きそばなどの麺類とともに、ごはんを食べる光景は日本でも目にしますが、フィリピンでも炭水化物同士の組み合わせはごく普通。
フィリピンで愛されている、代表的な家庭料理5品を紹介します。
・シシグ
細かく刻んだ豚肉などを醤油、酢、にんにく、唐辛子で炒めた鉄板料理。アツアツの鉄板の上で生卵を絡めながらいただきます。濃いめの味付けで、ごはんにはもちろん、お酒のおつまみにもぴったり。クセのないシンプルな味わいは、外国人観光客からの人気も高く、はじめてのフィリピン料理におすすめです。
・アドボ
ごろっとしたお肉たっぷりのアドボはパワーチャージにピッタリ。
植民地時代にスペイン人がこの料理を見て、酢に漬けるという意味をもつ「アドバール」と呼んだのが、料理名の由来と言われている煮込み料理。豚肉や鶏肉、牛肉といった肉類などを、ニンニクや酢、醤油、コショウなどと一緒に煮込み、甘酸っぱい酢豚のような味わいに仕上げています。日本のカレーライスのように、ごはんにかけて食べる国民食です。
・シニガン
日本の味噌汁にあたり、フィリピンのどの家庭でも作られている、具だくさんのスープ料理。酸味のある果実タマリンドが入っており、その酸っぱさが味の決め手となっていて、辛くないタイのトムヤムクンのような味わいが特徴的です。ナスやトマト、空芯菜などの野菜をメインに、肉か魚介がたくさん入っていて、バリエーションも豊富です。
・カレカレ
ゴロっと大きめの牛肉を使った煮込み料理。味のベースはピーナツバターで、ほどよい甘みとコクがあり、とってもまろやか。現地では「カレカレの素」が売られているほど、よく作られています。アクセントに、アンチョビのみじん切りや、フィリピンの発酵調味料「バゴーン アラマン」(アミエビの塩辛)などをプラスするのがおすすめです。
・パンシット・カントン
さまざまなお店の違いを楽しみたいパンシット・カントン。
フィリピンの焼きそば。地域やお店によりさまざまなバリエーションがあり、麺の種類や味付け、具などは異なりますが、基本は麺をキャベツやニンジン、豚肉とともに炒めた中国風の味付けで、日本の焼きそばとよく似ています。お好みで、テーブルに置いてあるソースをかけたり、柑橘系のカラマンシーを絞ったりしていただくのが一般的です。
東京でフィリピン料理を楽しもう
東京でフィリピン料理を楽しもう
本場で楽しめるのが一番ですが、まずは、日本でも楽しめるフィリピン料理専門店に足を運んでみましょう。
東京・蒲田には、週末は食べ放題で多種類のフィリピン料理が楽しめる「Cindy’s restaurant」があります。
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