トランジットジェネラルオフィス

代表取締役社長

中村貞裕(なかむら・さだひろ)

 

 

プラチナ・カードは、ミーハー力を発揮するための武器

自らの強みを発見したとき、人はかつてないほどの輝きを放つ。かつてコンプレックスだった“ミーハー”な性格。しかし、それこそがビジネスにおいて他人に負けない強みであることに気づいた。

 

カフェブームの立役者で、台湾発人気のかき氷店「ICE MONSTER」や、バルセロナで一番人気のシーフードレストラン「XIRINGUITO Escriba」をはじめ海外発の人気飲食店を日本初上陸させるなど、常に話題のスポットを生み出し続けるトランジットジェネラルオフィス代表取締役社長の中村貞裕氏。常に次のトレンドをキャッチし、日本に新たなライフスタイルを提案している。

 

そんな中村氏が常に持ち歩いているのが、「ビジネス・プラチナ・カード」だ。仕事柄、新しいレストランやホテルの利用頻度が高いからこそ、ベネフィットを実感する場面も多く、「ビジネス・プラチナ・カードは、僕のミーハー力を発揮するための武器です」と言い切る。

   

 

好奇心を刺激し続けることがアウトプットにつながる

起業のきっかけを、「ダイナーで夜中までコーヒーを楽しむとか、セレブがブランチをするといった海外のすてきなシーンを僕らの力で日本に浸透させたいと考えたんです」と語る中村氏。各地で新たなカルチャーを生み出す、いわば日本のカルチャーエンジニアとして活躍する彼は、常に最新のものに触れ、好奇心を刺激し続けることでアウトプットにつなげている。

 

特に海外での視察は多く、出張による海外滞在日数を足すと1年の3分の1にも及ぶ。出張中、ビジネス・プラチナ・カードは万が一の時のための「お守りみたいなもの」だという。

 

「ビジネス・プラチナ・カードには最高1億円の旅行傷害保険が付帯しているので*、出張前に保険加入の手続きをしなくても安心して海外に行くことができています。国内出張の場合は、航空機の遅延で生じた損害を補償してもらえるのもうれしいですね」

*適用には条件がございます。

 

実は、「恥ずかしい話、年に1回程は財布を落としてしまう」と苦笑する中村氏。過去には、カードがスピーディーに再発行されて助かったという実体験から、カスタマーサポートの充実にも安心を感じているという。

 

国内外の視察にもカードのベネフィットを活用

海外滞在中の過ごし方には、中村氏独自のこだわりがある。「ミーハーで新しいものが好きですし、自分がプロデュースする際のインプットにしたいということもあり、貪欲に1つでも多くのホテルが見られるよう1泊ずつ変えています。この体験が、自分がプロデュースする際のインプットになります」。新たなホテルがオープンすればいち早く宿泊し、施設のデザインやサービス、併設されているレストラン、従業員の制服などのディテールに至るまでをチェックしている。

 

もう1つ欠かせないのが、食べ歩きだ。現地の飲食店の情報収集にはインターネットやSNS、雑誌の他に、「国内外のいろいろな情報がセレクトされている」との理由からアメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードの会員誌も活用している。

 

さらに、1年に1度プレゼントされる国内対象ホテルで利用できる無料宿泊券「フリー・ステイ・ギフト」を国内出張に活用するなど、ベネフィット活用術においても、さすが出張上級者といったところだ。

 

安心して頼れるパートナーのような存在

そもそも、アメリカン・エキスプレスとの出会いは2013年6月。「物心ついたころからアメックスにはハイクラスなイメージを持っていた」といい、会社が軌道に乗ってきたタイミングでその憧れだったカードを手にした。

 

アメリカン・エキスプレスのカードを選んだのは、限度額の柔軟さに魅力を感じたからでもあった。「スタッフのホテル代や食事代をまとめてカードで支払うので、以前使っていたカードでは限度額を超えてしまうことが多かった」と、この仕事ならではの悩みがあったからだ。

 

当初こそステータスや上限額を重視していたが、以来6年間、さまざまなシーンで利用する中で、それ以上の存在になったという。

 

「ビジネス・プラチナ・カードを持っているとホテルの部屋をアップグレードしてもらえたり、海外のレストランで当日急に人数が増えても融通を利かせてもらえたりと、特別な対応をしてもらえます。使い続けているうちに愛着が湧いてきて、今では安心して頼れるパートナーのような存在です」

 

海外で挑戦する後輩たちにプラチナ・カードを勧める理由

周囲の友人たちがプラチナ・カードを活用する様子を参考にしてきたということもあり、自身も「20代、30代の若手経営者にはビジネス・プラチナ・カードを勧めたい」と話す。

 

「僕の周囲の若手経営者は海外に目を向けている人が多く、アジアやアメリカなどにどんどん進出していっています。そういった後輩たちに『センチュリオン・ラウンジ』や空港でのラウンジアクセス、海外のホテルやレストランでのベネフィットなどを教えて、彼らの挑戦をサポートしてあげたいですね。やっぱりビジネス・プラチナ・カードを持っていると海外での対応は変わってきますし、彼らの自信にもつながると思います」

 

そう語る中村氏の次の挑戦は、2019年秋に控える日本初上陸のベトナムレストラン「THE PIG & THE LADY」のオープンだ。「東京オリンピックに向けてインバウンドがさらに増える今、インターナショナルフードカルチャーを日本にもっと根付かせたい」と目を輝かせる。きっとこれからもカルチャーエンジニアとして、私たちに次の流行、そして次の当たり前を見せ続けてくれるに違いない。

中村貞裕(なかむら・さだひろ)

株式会社トランジットジェネラルオフィス 代表取締役社長

 

1971年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、伊勢丹を経て2001年にトランジットジェネラルオフィスを設立。カフェ「Sign」をはじめ、台湾発人気のかき氷店「ICE MONSTER」や、バルセロナで一番人気のシーフードレストラン「XIRINGUITO Escriba」など数多くのブランドカフェや日本初上陸のレストランなど約100店舗の運営を行うほか、ホテルやシェアオフィス、スパ施設、新幹線のプロデュースまでも手掛ける。