今年で開創 1150 年を迎える醍醐寺は、平安時代より「花の醍醐」と言われた桜の名所。期待に胸をふくらませ、三宝院の門をくぐると、「醍醐の花見」の歴史を受け継ぐ壮麗な「太閤しだれ桜」が迎えます。清閑な朝のひととき、間近にゆったりと観桜できるのも早朝貸切だからこそ。朝露に煌めく生命力溢れた美しい桜に、笑顔があふれます。カメラやスマートフォンを構え、夢中で撮影を楽しまれてました。

霊宝館では、庭の観桜とともに、春期特別展「開創1150年記念 公家ゆかりの寺宝」を鑑賞いただきました。約15万点に及ぶ寺宝を所蔵する醍醐寺ならではの貴重な寺宝は見応え充分。各々のペースでゆったり鑑賞しながら、歴史をたどり、醍醐寺の文化を堪能いただきました。

夜間貸切では、まず初めに、三宝院を拝観いただきました。豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした庭園や殿舎には、桃山時代の美が息づき、当時の栄華が偲ばれます。続いて、三宝院境内の奥にある憲深林苑へと足を踏み入れると、幔幕を背景に連なり咲き誇る幻想的な夜桜の世界。古木が優雅に横へと枝を広げる威風堂々（いふうどうどう）とした佇まいは、参加者を非日常な幽玄の世界へ誘い魅了しました。通常非公開の夜桜をゆったりと愛で、醍醐の花見に想いを寄せるひととき。感動の瞬間です。

夜間貸切の魅力は、通常非公開の醍醐寺の夜桜。豊臣秀吉が「醍醐の花見」に愛でた「太閤しだれ桜」や、樹齢190年の「醍醐大しだれ桜」など、歴史を紡いだ桜が、しばし悠久のときへと誘います。霊宝館の庭では、琴・尺八の演奏や、桜茶とマカロンのサービスが行われ、心和むひとときをお楽しみいただきました。「桜茶がおいしい。あたたまります。」「琴演奏を聴きながら桜を楽しめました。」　ひと夜限りの、醍醐寺ならではの雅なお花見をご満喫いただけたようです。

日中、大勢の花見客で賑わう醍醐寺を、早朝と夜間に貸し切り、カード会員様限定で開催した「醍醐寺の特別観桜」。通常非公開の「朝桜」「夜桜」。それぞれの桜の美を堪能いただきました。歴史に紡がれる貴重な桜が未来へと受け継がれることを願います。心が豊かになるひとときををテーマにお届けする「アメックスイベント知新の扉™」。今後も、個人ではかなえられない特別な体験をご案内します。