「すべての家族に産後ケアの知識と機会を提供する」という志のもと、産前産後ケア教室の開催やインストラクター養成に尽力してきた吉岡マコ氏。1998年に産後ケア教室を立ち上げ、2008年にNPO法人マドレボニータを設立し、2021年からはNPO法人シングルマザーズシスターフッドの代表理事として、シングルマザーのセルフケアに特化したサービスを提供する。事業を通していかに「産後女性」や「シングルマザー」につきまとう偏見を払拭してきたのか。そして、自身の個人的な悩みからスタートした事業を組織化していく際にどのようなことに取り組んできたのか──話を聞いた。