左から:ダイレクト出版株式会社 事業支援部門 財務経理ユニット 俣野聡子様、ユニットリーダー 毛谷村美佳様、取締役 事業支援部門マネージャー 佐藤淳様
アメリカン・エキスプレスのコーポレート・プログラムで得られたメリット
柔軟な与信枠で
ウェブ広告の運用が
スムーズに
コーポレート・パーチェシング・カードで
支払い停止の
リスクを分散
時勢に合った
高度なセキュリティで
安心感が高まる
出版会社
社名 | ダイレクト出版株式会社 |
創業 | 2006年 |
従業員数 | 単体:191人、グループ全体:356人(共に2024年12月現在) |
カード | アメリカン・エキスプレスのコーポレート・カード |
出版会社
社名 | ダイレクト出版株式会社 |
創業 | 2006年 |
従業員数 | 単体:191人、グループ全体:356人(共に2024年12月現在) |
カード | アメリカン・エキスプレスのコーポレート・カード |
歴史、政治経済、マネジメント、マーケティング、投資情報などさまざまな分野をテーマに、ウェブメディアでの動画配信を行うほか、オンライン講座、セミナーを開催。また、米国の最新のビジネス翻訳書を中心に、著名な識者による歴史・政治分野の出版・自社サイトでの販売を行うなど“知識”を提供するダイレクト出版。支払いのメインを占めるウェブ広告の支払いで、アメリカン・エキスプレス・コーポレート・パーチェシング・カード(以下、CPC)を活用しています。
◾ウェブ広告の支払いのためにコーポレート・カードを導入
◾ウェブ広告の支払いのためにコーポレート・カードを導入

コーポレート・カードの導入に携わった佐藤様
従来、ウェブ広告の決済はクレジットカード払いが主流で、当社では創業からしばらくは個人名義のカードを使っていました。しかし、ウェブ広告量が増加するに従い、それぞれの個人カードでは利用限度額が全く足りなくなり、事業の肝であるウェブ広告が止まることもしばしば起こるようになりました。そこで、いくつかのカード会社にコーポレート・カードの発行を申し込んだのですが、当時はまだ創業から10年も経っていなかった上に、事業内容も前例が少ないものでしたので、ウェブ広告の支払いに必要な柔軟な与信枠と運用方法を確保することができませんでした。
ウェブ広告はマス広告と異なり、リアルタイムで広告の効果がわかるので、クリック率が高い広告ほど、予算に制限されることなく広げていきたい。そのためには、使いたいときに使えるだけの与信枠が欲しいということ理解してもらえなかったのです。
こうした当社の事情を踏まえて親身に相談にのってくれたのがアメックスでした。アメックスはウェブでの事業が当たり前となっていたアメリカの状況を理解していましたので、私たちのような新しい出版事業にも親和性があったのかもしれません。おかげで、カード毎の与信枠ではなく、会社としての大きな与信枠を個々のカードが共通して利用できるコーポレート・カードが使えるようになり、ウェブ広告の運用がスムーズになりました。
◾コーポレート・パーチェシング・カードでリスクを回避
◾コーポレート・パーチェシング・カードでリスクを回避
しばらくは複数のコーポレート・カードを広告ごとに使い分けていましたが、年々事業が拡大し広告のアカウントも増えたことで、管理が煩雑になってきていました。
また、大手SNSなどでは頻繁にポリシー規定が変わるので、それまで問題なく掲載していた広告でも違反とみなされてしまうことがあります。違反とみなされたアカウントは停止になるとともに登録しているカードも一切使えなくなってしまいます。そのため、都度都度、新しいコーポレート・カードを発行しなくてはならないのですが、それでは時間がかかりますし、カードが使えない期間が長いほど会社にとっては大きな損害です。
そこで、導入したのがカードレスで決済用の番号のみが発行されるCPCです。CPCを利用してチーム名義で複数枚カードを発行、案件ごとに管理するアカウントを紐づけたので、万一アカウントが停止してもほかの多くの広告を止めずに済むようになりました。
さらに、セキュリティ面でも助けられました。少し前に、あるSNSでアカウント乗っ取りが世界的に問題になりましたが、その際もアメックスはいち早く異常を検知してカードを停止してくれたのです。普段からセキュリティが厳しいのはもちろん、こうしたリスクが広がっているときは、パトロールが強化されるそうで、弊社の担当者が乗っ取りに気が付く前にカードを止めてくれたことで、被害も最小限に抑えることができました。

CPCの運用と経理業務の効率化を進める毛谷村様
◾会計処理や管理の手間も削減
◾会計処理や管理の手間も削減

毛谷村様とともに経理業務を担当されている俣野様
CPCは発行も早いので助かっています。管理者向けの無料オンライン・ツールAmerican Express @ Work®をチェックしていれば、利用できるカード番号がいち早く表示されるので、すぐに使うことができます。欲を言えば、コーポレート・カード同様にオンラインで申請できるとうれしいですね。
今では60枚以上発行してもらっていますが、おかげで管理が以前より楽になり使い勝手が良くなったと感じています。たとえば、決算時など、請求金額と実際の消費金額のずれを合わせなければなりませんが、カードに紐づいているアカウントが限られていれば、ずれている箇所を容易に探すことができます。また、@ Workから抽出したデータを会計ソフトに取り込むことで、自動的に仕分けされるので手間もかかりませんし、人為的なミスも防ぐことができます。
一般的に、事業の拡大に伴って経理業務は煩雑になっていくものですが、人員を増やせばそれだけコストもかかります。だからこそ当社では、誰でも容易に管理でき、少人数でも対応できることを重視してきました。こうした点からも、@ Workのような管理者向けツールがあることや、わからないことがあれば電話ですぐに応えてくれる管理者専用の問い合わせ先があることは心強いです。
◾使い勝手とセキュリティの両立ならアメックス
◾使い勝手とセキュリティの両立ならアメックス
実は以前、一部広告の支払いに従来のCPCが使えなくなってしまった事例がありました。今まで必要なかったカードの本人認証が求められるようになったのですが、元々、利用していた部署名義のバーチャルカードタイプのCPCは3Dセキュア(本人認証サービス)に対応していませんでした。そこでアメックスに相談したところ、3Dセキュア対応のプラスチックカード有のCPCを発行してもらうことができ、事なきを得ました。
ちょうど3Dセキュア対応のプラスチックカード有のCPCを部署名義でも発行できるようになったタイミングだったそうですが、こういった新しい対策が早いのは、海外との連携があるアメックスならではの強みなのではないでしょうか。今後、3Dセキュアの義務化をはじめ、さまざまな課題が出てくると思いますが、アメックスにはこれからも期待しています。
クレジットカードは、使える加盟店の多さや決済のしやすさが重視されがちです。しかし、私たちのようなウェブ企業にとってはアカウントの乗っ取りやハッキングによる損害は、会社の存続にも関わりますから、セキュリティ面も重視していくべきだと考えます。その観点から見てもアメックスのコーポレート・カードやCPCは安心できますし、使い勝手とのバランスが優れていると実感しています。

これからは貯まったポイントも活用したいと話す