「早急」の正しい読み方は「そうきゅう」「さっきゅう」のどっち?
「早急」の正しい読み方は「そうきゅう」「さっきゅう」のどっち?
2023/08/31
2023/08/31
「早急」の正しい読み方と意味
「早急」の正しい読み方と意味
「早急」という語句の本来の読み方は「さっきゅう」です。ただし、慣用的に「そうきゅう」と読む人も増えてきたので、今ではどちらも正しく、辞書でも併記されるようになってきました。
「早急」とは非常に急ぐことを意味し、「至急」や「大急ぎ」などに言い換えることもできます。名詞として使うよりも、「早急に」「早急な」といった形容動詞の形で、急ぎの対応をお願いする場合や、急ぎの対応をしてもらったことを感謝する際に用います。
■依頼時の使用例:
早急な対策をお願いいたします。
■感謝を伝える際の使用例:
早急に対応いただき、ありがとうございました。
「早急」の他に読み方が2つあるコトバ
「早急」の他に読み方が2つあるコトバ
「早急」のように、2つの読み方があるコトバは他にもあります。いくつか紹介しましょう。
■代替(だいたい/だいがえ)
「他に変わるもの」という意味を持つ「代替」の正しい読み方は「だいたい」です。しかし「だいがえ」と読む人も増えて定着してきたので、現在はどちらを使っても間違いではないとされています。
■世論(せろん/よろん)
「せろん」と「よろん」の2つの読み方があり、どちらも正解です。本来の読み方は「せろん」で、「世間の大勢を占めている意見」という意味で使われていました。一方「よろん」は「世間一般の人々の共通した意見」と言う意味で、以前は「輿論」と表記されていたのです。しかし、日常的に使用する当用漢字(後の常用漢字)の制定により、「輿論」も「世論」と表記されるようになりました。意味が似ている語句だったこともあり、今ではほとんど区別なく使われています。
■一段落(いちだんらく/ひとだんらく)
「ものごとの区切りがついて片付くこと」を意味する「一段落」の正式な読み方は「いちだんらく」です。ただ「ひと安心」「ひと区切り」のように、「一」を「ひと」と読むことも多いことから、会話などの話し言葉などでは「ひとだんらく」と読むことも増えています。
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