司法書士と行政書士の違いは?起業時はどちらに相談すべき?
司法書士と行政書士の違いは?起業時はどちらに相談すべき?
2024/06/07
2024/06/07
司法書士と行政書士はどちらも法律を扱う
司法書士と行政書士はどちらも法律を扱う
「司法書士」と「行政書士」は、どちらも国家資格を有する専門職で、身近な法律家とも言えます。同じく法律を扱う弁護士と異なる点は、法的な書類の作成や手続きの代行が業務の中心であることです。たとえば、遺言書や遺産分割協議書などの作成は、司法書士/行政書士どちらも行うことができます。
ただし、それぞれが専門的に担当する分野があります。司法書士は登記(権利関係を明らかにする手続き)のスペシャリストであり、行政書士は行政手続き(官公署に提出する書類手続き)のスペシャリストなのです。
司法書士にしかできないシゴト/行政書士にしかできないシゴト
司法書士にしかできないシゴト/行政書士にしかできないシゴト
前述したように、司法書士および行政書士には、それぞれスペシャリストとして専門的に行う独占業務があります。
・司法書士にしかできないシゴト
法務局に提出するための「登記の代理申請」です。登記とは、権利の所在を明らかにするための登録制度で、会社や法人事業の情報を登録する「商業・法人登記」と土地や家屋などの所有者情報を登録する「不動産登記」に大別できます。
会社設立にあたり、定款の作成から登記申請などを担当したり、相続や売買によって不動産の所有者が変更になった時の手続き書類を作成する場合は、司法書士に依頼することになります。2024年4月より不動産の相続登記が義務化されたので、司法書士の需要が高まるとも言われています。
・行政書士にしかできないシゴト
主に「許認可」に関する書類作成です。他に、内容証明などの事実証明や、権利義務に関する書類作成や手続き代行なども行っています。官公署(役所)に提出する公的書類作成のプロフェッショナルと言えるでしょう。会社設立時の定款の作成などを請け負う場合もあります。
ただし、行政書士が担当できない書類も一部存在します。前述した登記申請書の作成や裁判所に提出する訴状などの作成は、司法書士や弁護士など他の士業が独占担当する業務なので、行政書士が行うことはできません。
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