「ワーケーション」とは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語。自宅以外の場所、ホテルや観光地などでリモートワーク行うことです。テレワークの普及に伴い、長期滞在プランを提供する高級ホテルも増加傾向にあります。

今回は、非日常に身を置くことで仕事のモチベーションも自然と上がる、ワンランク上の長期滞在可能なホテルをセレクト。普段とは違う環境で適度に気分転換しながら働くことは、ストレスの軽減や意欲向上にもつながり、パフォーマンスアップにも一役買ってくれそうです。

国内外の要人も利用するホテルとして知られる、日本を代表する「帝国ホテル」。このラグジュアリーな空間でワーケーションできる長期滞在プランは、5泊から利用することが可能です。部屋のグレードは「レギュラーフロア（一部特典に制限あり）」「ハイフロア」「ペントハウスフロア」「レジデンシャルフロア」の4つのカテゴリーから選べます。

上質で居心地のいい部屋でデスクワークを進められるほか、本館5階のミーティングルームを使用することもできるので、相手を招いての打ち合わせも可能です（レギュラーフロア利用時は追加料金がかかります。）。

プールやサウナ、フィットネスセンターもレギュラーフロア利用時は優待料金、その他のフロアでは追加料金なしで利用でき、共同利用スペースの「コミュニティルーム」には洗濯乾燥機、電子レンジ、トースターも完備されています。もちろん、世界でも高い評判を誇るランドリーサービスを使用することも可能。仕事環境だけでなく衣食住すべてを満たすサービスで、オン／オフともに充実した時間を過ごすことができます。

ホテル内で仕事に向き合うのはもちろんのこと、日比谷駅から徒歩すぐというアクセスのよさは、ビジネスの拠点としても最適です。

すべての部屋にキッチンや調理器具を備えている、アパートメントホテル「MIMARU東京 赤坂」。約40㎡ある広い客室（定員４人）は、和洋室タイプと広いダイニングテーブルのある洋室タイプがあり、4人でもゆったりと過ごせ、チームで仕事をする拠点としてもおすすめです。

ホテルならではの快適さと自分の家にいるかのようなくつろぎ感、どちらも感じられる客室です。また、滞在時は開放的なルーフトップバルコニーの使用も可能。

さらに六本木や麻布、青山を気軽に散策できる立地のよさで、空いた時間にさっとオシャレなカフェに行く、東京ミッドタウンを囲む檜町公園や日枝神社に行くなど、近隣の洗練された街並みや豊かな緑を感じて、気軽に気分転換ができる環境も魅力です。

最上階の部屋からは美しい東京の夜景を一望できるので、プライベートな夜時間を贅沢に堪能できます。

新宿で古くから親しまれてきたホテルをモダンにリノベーションした、「THE KNOT TOKYO Shinjuku」。目の前には新宿中央公園の緑が広がり、部屋の窓を開ければ爽やかな解放感を得られます。

レストランも充実していて、朝から次々とパンが焼き上がる1階の「MORETHAN BAKERY」にて朝食を購入し、1階ロビーや２階のラウンジで紅茶やコーヒーと楽しむのもよし。購入したパンを片手に公園まで足を延ばして、1日を気持ちよくはじめるため、仕事前の散歩などちょっとした朝活を楽しむのもおすすめです。

2階のレストラン「MORETHAN GRILL」は、都心とは思えないゆったりした時間が流れています。発酵熟成肉を中心に野菜や魚など旬な食材を味わえるので、仕事を頑張った日のご褒美ディナーにもぴったり。

さらに客室だけでなく、ロビーエリアすべてに超高速無料Wi-Fiが完備されており、会議などで使えるミーティングルームも併設されています。部屋でのリモートワークだけでなく、大人数での打ち合わせにも対応できるなど、都心のワーケーションにふさわしいサービスが目白押しです。

世界各国にホテル・リゾーツを展開するヒルトン・ホテルズ＆リゾーツの「ヒルトン東京お台場」。東京のウォーターフロントに位置するお台場で、30日間ホテルステイできるプラン「マンスリーレジデンス ODAIBA」は、特別価格で宿泊でき、プレミアムWi-Fiの利用も無料とワーケーションにもおすすめです。

パノラマ・オーシャンビューをひとり占めできるロケーションで窓を開けると心地よい潮風が感じられるため、仕事で煮詰まってしまっても上手に気分転換ができそうです。さらに仕事が一段落した日没後は、全客室に設けられたバルコニーから、きらめく東京の街並みと東京タワーやレインボーブリッジを一望できる贅沢な空間に。

長期滞在プランで宿泊中は館内のレストランのほか、屋内温水プール、屋外ジェットバス、アロマミストサウナ、ドライサウナを備えた「庵スパ TOKYO 」内アクアゾーンを特別料金で利用可能になります。フィットネスジムも無料で利用できるので、オフタイムも満足度の高い、癒しの時間を過ごせます。

「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」は、アートとホテルが融合した、新しいスタイルのホテル。アート作品を公開保管する収蔵庫が全9区画あり、館内ではさまざまな絵画や彫刻、工芸などの作品に触れあうことができます。さらに宿泊者が利用できるラウンジや、アイスランド語で「美術館」を意味するカフェレストラン「safn°」にも作品展示があり、それらを鑑賞しながらコーヒーや食事を楽しめるのも特徴。

ワーケーションの場とすることで、知的好奇心が刺激され、クリエイティブな仕事のアイデアも自然とわいてきそうです。部屋は仕事に没頭しやすいシックな雰囲気。全11タイプ／73部屋のなかには、最大6名まで過ごせる部屋もあるため、グループでの滞在も可能です。

レンタサイクルのサービスを利用して、近隣の浅草寺や東京スカイツリーなどの東京名所にサイクリングに出かけてリフレッシュするのもおすすめです。

格式高いラグジュアリーホテルに優雅に滞在するもよし、個性的なホテルでユニークな発想を求めるもよし。非日常の環境に身を置いてビジネスに取り組めば、今までにないヒントやアイデアを得られるかもしれません。

リモートワークが普及してきた今だからこそ、新しい働き方「ワーケーション」に挑戦してみましょう。

※2023年4月時点の情報です。

※記載料金は消費税・サービス料込、宿泊税別です。予約時期により料金は変動する可能性がありますので、詳細は各ホテルにご確認ください。