上司に「わかりました」は失礼?目上の人に使える敬語の言い換え例
上司に「わかりました」は失礼?目上の人に使える敬語の言い換え例
2023/07/31
2023/05/25
「わかりました」は敬語ではなく丁寧語
「わかりました」は敬語ではなく丁寧語
上司や取引先から指示を受けた際の返答で一番よく使うのは「わかりました」ではないでしょうか。内容を理解したこと、了承したことを伝えたいときに使いがちな【シゴトのコトバ】です。
自分より目上の人や社外取引先との会話では、敬語を使うのが基本ですが、「わかりました」は敬語でしょうか?
実は「わかりました」は、「わかる」(動詞)の語尾に、「ます」の過去形「ました」を付けた丁寧語。そのため礼儀正しさは伝わりますが、正確には敬語ではありません。
そこで、上司や取引先から指示されたり頼みごとをされた際、敬語でどのように返答すればよいか、例文と合わせてご紹介します。口頭やメールなどの文書でも、相手を敬う気持ちを含んだ表現を使えるようになると、相手にも好印象を持ってもらえるでしょう。
上司や取引先に使いたい「わかりました」の言い換え例
上司や取引先に使いたい「わかりました」の言い換え例
では、相手の立場の違いに合わせたバリエーションを紹介します。
■承知しました
「承知(しょうち)」には、(言われたことを)理解する/依頼などを聞き入れるという意味があります。そこに「する」の丁寧語「しました」を付け加えると、「(言われたことを)理解したのでお引き受けします」という意味が含まれている返答になります。敬語ではなく丁寧語に分類されますが、主に上司からの指示などへの返事に使いやすい表現です。
■承知いたしました
「承知しました」の語尾を、「する」の謙譲語「いたしました」に言い換えると、相手への敬意の念が増し、より丁寧な返答になります。上司を含め、顧客や社外取引先に使うとよいでしょう。
■承りました
「承る(うけたまわる)」には、「承知」よりも謙遜する意味が強く「(言われた要望を)拝聴します、つつしんでお引き受けします」という意味が含まれています。顧客や取引先からの要望に対する返事として使いやすい表現です。
■かしこまりました
「かしこまる」は、目上の人などに対して謙虚な態度で接することを意味する言葉です。さらに「ました」と丁寧語を付け加えているので、相手への高い敬意を表せます。
■「了解しました」はNG
「承知しました」と同じ感覚でつい使ってしまいがちな「了解しました」は、上司や目上の人、取引先には使わないようにしましょう。
「了解」は「事情は理解したので承認します」という意味で、目下の人に許可を与える印象になってしまいます。そのため「了解いたしました」のように、たとえ謙譲語と組み合わせたとしても、目上の人は使わないのがマナー。失礼だと受け取られてしまわないよう、上司や社外の取引先への返答には使わないように気を付けましょう。
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