【2023】千葉県佐原の観光スポットをめぐる日帰りモデルコース
【2023】千葉県佐原の観光スポットをめぐる日帰りモデルコース
2023/05/18
2023/05/18
小江戸とも呼ばれる「佐原」をぐるっと周遊
小江戸とも呼ばれる「佐原」をぐるっと周遊
千葉県北東部に位置し、江戸情緒を残した街並みが風情たっぷりで、フォトジェニックな佐原エリア。その美しい街並みと、都心から電車に乗って約2時間程度で行ける至便さから、情緒あふれる「大人の日帰り旅」におすすめのエリアです。
そんな趣ある水郷の街・佐原の魅力を余すところなく満喫できる、佐原の1日モデルコースをご紹介します。
水郷の町・佐原ってどんなところ?
水郷の町・佐原ってどんなところ?
コンパクトながらも静かで美しい、佐原の街並み。
千葉県香取市佐原は「北総4都市江戸紀行・江戸を感じる北総の街並み」の景観地として「日本遺産」に認定されています。
江戸時代は街の中心を流れる小野川一帯に土蔵造りの商家や格子戸の町家が立ち並んでおり、今もその面影が色濃く残っています。歴史的建築物をリノベーションしたレストランやショップも多く、小野川のほとりを歩いていると、まるで江戸時代にタイムトリップしたかのよう。古き良き日本の風景とともに、のんびりとグルメやショッピングを楽しめます。
まずは小野川周辺を目指しましょう
まずは小野川周辺を目指しましょう
川のほとりに柳がそよぐ、風流な街並み。
JR成田線佐原駅に到着したら、まずは街の顔とも言える小野川周辺を目指しましょう。駅から徒歩10分ほどで到着します。
小野川のゆったりとした流れや、ところどころに架かる橋、両脇に並ぶ歴史ある家屋を眺めながら南下していくと、佐原の象徴ともいえる「重要伝統的建造物群保存地区」が現れます。土蔵や木造の町家や商家が立ち並ぶ様は、現代とは思えないほど情緒があり、思わず写真に収めたくなるような風景が広がります。途中、飲食店や土産店など、さまざまなお店があるので、そぞろ歩きを楽しみましょう。
55歳から測量の旅に出た偉人「伊能忠敬記念館」
55歳から測量の旅に出た偉人「伊能忠敬記念館」
展示された器具の多さから、さまざまな手法で測量を行っていたことがわかります。
55歳から17年間、全国測量を行い、日本で初めて実測による全国地図を作った伊能忠敬は、香取市が歳出した偉人。小野川沿いにある「伊能忠敬記念館」では、実際に使用した測量器具、測量図のほか、国宝にも指定された日記などの資料を展示しています。なかでも、1821年に完成し「伊能図」とも称される「大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)」は必見。諸外国が作成した地図と比べ、忠敬の地図がどれほど正確であったかを知ることができます。
川を挟んだ向かい側には、商家造りで瓦葺きの伊能忠敬旧宅が残っており、こちらは自由に見学可能。両方を訪ねることで、より、彼の人となりや功績の理解を深めることができます。
【DATA】
伊能忠敬記念館
住所:千葉県香取市佐原イ1722番地1
営業時間:9:00~16:30
休み:月曜(祝日は開館)、年末年始 ※伊能忠敬旧宅は年末・年始のみ休館
入館料:大人 500円、小・中学生 250円
交通:JR成田線「佐原駅」から徒歩15分
築160年以上の家屋をリノベーションした カフェ「VMG CAFÉ」
築160年以上の家屋をリノベーションした カフェ「VMG CAFÉ」
見た目も繊細な「自家製さつまいもモンブラン」1,200円。
安政2年(1855年)に建てられた県指定文化財をリノベートしたカフェ「VMG CAFÉ」は、重要伝統的建造物群保存地区の中央に位置し、散策の途中にぜひ立ち寄りたい一軒。まず目に留まるのはその建物と内装の美しさ。カフェの1階には、かつて実際に使われていた金庫や箱階段も残されています。
どこを切り取っても画になる店内でゆっくり休憩しましょう。
名物は、甘みの強い地元香取市産のサツマイモを使用した「自家製さつまいもモンブラン」。出来立てにこだわり、オーダーが入ってから絹糸のような細さのクリームを絞り出して作っているため、ほどけるような舌ざわりが特徴です。
目の前を流れる小野川を臨む特等席で、ゆったりとしたティータイムを過ごせるほか、VMG CAFÉに併設された奥の白い蔵にある、レトロな和雑貨など佐原ならではのお土産を買える「中村屋商店」も忘れずに立ち寄りましょう。
小江戸の風情を「小野川舟めぐり観光船」の船上から愛でよう
小江戸の風情を「小野川舟めぐり観光船」の船上から愛でよう
川面から佐原の街並みを見上げるのも一興です。
小野川では、竿1本で小舟を操る「サッパ舟」を模した観光船に乗ってみましょう。「町なみコース」では、約30分間、船の上から町並みをゆったりのんびりと眺めることができ、船頭さんによる解説を聞くことで、さらにこの街を深く知ることができます。
通過する「樋橋」(通称ジャージャー橋)も見どころのひとつ。川の流れを調節するため、30分おきに水が放流される仕組みになっていて、放水される水の音が心地よく、その音にも癒されます。
開運橋や樋橋を下から見上げる感覚も新鮮で、川面から街並みを見上げると、また違った魅力を発見できそうです。
【DATA】
小野川舟めぐり観光船
住所:千葉県香取市佐原イ1730-3
営業時間:4月:10:00~16:00、5~9月:10:00~16:30、10、11、3月:10:00~15:30、12、1、2月:10:00~15:00
休み:無休
交通:JR成田線「佐原駅」から徒歩15分
船上から花鑑賞できる貴重な体験「水郷佐原あやめパーク」
船上から花鑑賞できる貴重な体験「水郷佐原あやめパーク」
自然豊かな広い園内は、親子連れにも人気のスポット。
小野川のほとりを満喫したら、路線バスなどを利用して「水郷佐原あやめパーク」へ足を延ばしてみましょう。
「水郷筑波国定公園内」に位置する水郷佐原あやめパークは、約8ヘクタールもの広大な敷地内に、島や橋、樹木などが配され、小野川周辺とはまた異なる水郷の風景が広がります。ここでは3〜11月にはサッパ舟(中学生以上500円)に乗って園内水路を巡れます。アヤメのほか、ハナショウブやハスなど、季節を感じる花をちょうど目線の高さで愛でることもできます。
5月下旬開催される「あやめ祭り」では、江戸・肥後・伊勢系など400品種150万本のハナショウブが楽しめるほか、昔の佐原水郷地帯のお輿入れ「嫁入り舟」の再現を観ることができます。また、7〜8月には約300品種のハスが咲き誇る「観蓮会(はす祭り)」も開催されます。
【DATA】
水郷佐原あやめパーク
住所:千葉県香取市扇島1837-2
営業時間:9:00~16:30
※あやめ祭り期間(5/27~6/25)/8:00~18:00、観蓮会(はす祭り)期間/(7/1~8/6)8:00~16:30
休み:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始12/28~1/4
※あやめ祭り(5/27~6/25)のほか、観藤会(4/22~5/5)期間中は無休
入園料:大人 200円(5~8月:600円、あやめ祭り期間中:800円)、小・中学生 150円(5~8月:300円、あやめ祭り期間中:400円)
交通:佐原循環バス「水郷佐原あやめパーク」下車 ※平日のみ運行
JR成田線「佐原」駅よりタクシーで約15分
ピンク色に染まった艶やかな夕暮れの街をぶらり歩く
ピンク色に染まった艶やかな夕暮れの街をぶらり歩く
各家屋にオレンジの明かりが灯り、より趣を感じられます。
陽が傾いてきたら、そろそろディナータイムです。
小野川沿いの街並みは日が落ちてくると、一層ノスタルジックな風景を堪能できます。夕暮れ時は、川面にもあかね色の空が写りとても幻想的。日没直後の十数分、マジックアワーのファンタジックな一瞬も、ぜひ目に焼き付けておきましょう。
レトロな空間でいただく絶品イタリアン「ワーズワース佐原」
レトロな空間でいただく絶品イタリアン「ワーズワース佐原」
メインはもちろん、パテ ド カンパーニュ(770円)など前菜も充実。
材木店だった建物を活かした建物にレトロな書体のカタカナ看板が掲げられた、イタリアンレストラン「ワーズワース」。店内もレトロな設えが趣深く、落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと食事やお酒を楽しむことができます。
料理は新鮮な魚介類や野菜など、食材にとことんこだわったパスタやピザ、ドリアなどがラインナップし、どれもボリュームもたっぷり。豊富なメニューも人気の理由で、パスタだけでもなんと30種類以上。あれもこれも食べたくなるので、何度でも訪れたくなると評判です。
週末は混みあうことも予想されるので、事前に電話予約をしておくのがベター。
【DATA】
ワーズワース佐原
住所:千葉県香取市佐原イ491-1
営業時間:ランチ 11:00〜L.O. 14:00、ディナー17:00〜L.O. 20:30
休み:水曜ほか、不定休 ※要確認
交通:JR成田線「佐原駅」から徒歩10分
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