ホテルで読書三昧?新しい旅のスタイル「ホカンス」とは?
ホテルで読書三昧?新しい旅のスタイル「ホカンス」とは?
2022/12/02
2022/12/02
バカンス気分でホテルステイを満喫しよう
バカンス気分でホテルステイを満喫しよう
コロナ禍で以前と同じような旅行を満喫することが難しくなった昨今、新しい休日の過ごし方として、ホテルでバカンス気分を楽しむ「ホカンス」が人気です。
ただ泊まるだけではなく、ホテルの設備やサービスを利用して、非日常を体験することがホカンスの醍醐味。今回は、そんな特別なおこもりステイを体験できる、ホカンスにぴったりな東京都内のホテルを紹介します。
コロナ禍で広まった、究極のおこもりステイ「ホカンス」
コロナ禍で広まった、究極のおこもりステイ「ホカンス」
「ホカンス」は「ホテル」と「バカンス」を組み合わせた造語で、遠出せずに近場のおしゃれなホテルに滞在してバカンス気分を満喫することです。韓国の若い女性から広まり、日本では「ステイケーション」とも呼ばれています。
ホカンスの醍醐味は非日常を味わうこと。一流のホスピタリティをもつラグジュアリーホテル、デザイン性の高さとテーマをもったライフスタイルホテルなど、ホカンスにぴったりなホテルはたくさんありますが、ホテルでの過ごし方も重要です。
例えば、ジャグジー付きのスパやプールでリフレッシュしたい、ゆっくり読書をしたいなど、目的を決めてそれにあったホテルを選ぶのがおすすめ。ホテルによっては、プールやスパ、サウナに読書と、ホテルステイをより充実させるためのサービスが付いたプランもあります。
さまざまなアクティビティに参加するもよし、ゆっくりとホテルステイを満喫するもよし。日常から離れ、身も心もリフレッシュできる楽しみ方を見つけましょう。
【立川】「SORANO HOTEL」でウェルビーイングな癒しの滞在を
【立川】「SORANO HOTEL」でウェルビーイングな癒しの滞在を
通年楽しむことができるインフィニティプール
「SORANO HOTEL」は 、JR中央線新宿駅から電車で30分。立川市の国営昭和記念公園に隣接する、2020年に開業した複合施設「GREEN SPRINGS」内に位置します。
ウェルビーイング(心も体も健やかであること)をコンセプトに、多忙な日常から解放され、温泉スパやフィットネス、食などさまざまな角度からリフレッシュできる施設・サービスを備えています。
客室は全室パークビューのバルコニー付きで、最小でも52㎡という贅沢な広さ。GINZA SIXも手がけたフランス人デザイナー、グエナエル・ニコラ氏による、上質で心地よい空間とシンプルなインテリアデザインも魅力です。
高品質な羽毛ふとん、環境にも優しい高反発ウレタンマットレスなど設備も秀逸。さらに使い捨てを軽減するため、歯ブラシなどは持参を推奨するなど(有料での用意あり)、SDGsの取り組みも行っています。
まるで自然の中にいる気分になれる「早朝ヨガ体操」
ウェルビーイングを象徴するのがインフィニティプールとスパ、サウナ、ジムスタジオからなる「SORANO SPA」。
11階のルーフトップには約60mの規模を誇るインフィニティプールが広がっていて、緑豊かな昭和記念公園はもちろん、晴天時には富士山を望める、アーバンリゾートを体験できます。
10階はインドアスパとして、温泉水を使用した温浴施設が備わり、インフィニティプールから階段を下りてそのまま入浴することも可能。さらにジャグジースパや、高い浸透力で全身の血行を促す超微粒子のナノミストサウナでは、美肌効果も期待できます。
プールサイドでは、早朝ヨガ体操と瞑想、太極拳、ジムスタジオではパーソナルトレーニングなどのプログラムも用意しているので、健康維持に取り組みたい人はぜひご参加を。
大きな窓から緑が見える広いスタンダードルーム
1階のオールデイダイニング「DAICHINO RESTAURANT」では、自由な発想で創り出す、和食をベースにさまざまな国の調理スタイルを取り入れた「ジャパニーズ・クロスオーバーフード」を堪能できます。
適地適作の考えに基づいた30種類以上の旬の野菜を使ったシグネチャーディッシュ「大地のサラダ」をはじめ、ローカル食材の魅力を活かした料理をコースやアラカルトで味わえます。
「SORANO HOTEL」では広い客室を活かして、宿泊ルームでスパトリートメントを受けることもできます。大きな空と豊かな緑に癒される、東京多摩地区の都市型リゾートホテル。プールや温泉、サウナとさまざまなアクティビティを通して健やかに、心と身体を整えましょう。
【秋葉原】音楽とアートと食がテーマの「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO 」
【秋葉原】音楽とアートと食がテーマの「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO 」
厳選したハイエンドオーディオが設置されたデラックスツインルーム
さまざまなカルチャーが交差する秋葉原に立つ「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO 」は、音楽・アート・食がテーマのライフスタイルホテル。
館内には常に変容していく秋葉原の文化歴史をもとに、街の再解釈を試みた現代アート作品を常設・企画で展示しています。キュレーターはライフスタイルブランド「IDÉE」の創始者・黒崎輝男氏を中心としたチーム「BLACK LAB.」と旧練成中学校を利用して誕生したアートセンター「アーツ千代田3331」。グラフィックやネオンアートを、スタイリッシュな館内デザインとともに楽しめます。
館内のグラフィックやネオンアートで美術館気分
客室は5タイプあり、すべての部屋には音質にこだわったスピーカーを設置。そのなかでもデラックスツインルームは、「SONY」のSA-Z1、デンマークのオーディオブランド「Bang & Olufsen」など、世界各国から厳選したハイエンドオーディオが備えられています。Bluetoothで接続可能なので、極上のサウンド体験ができます。
さらにミラーリング機能を使ってスマートフォンの画像をテレビに表示したり、Netflixなど動画配信サービスも視聴できるので(要アカウント登録)、音楽や映画鑑賞はもちろん、大好きなアーティストのライブ動画の世界に浸るなど、ハイエンドオーディオと共にとっておきのおこもりステイが叶います。
「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」では近隣地域のデザイナーや企業とのコラボや、オリジナルプロダクトも製作しています。湯島の老舗ガラス店「木村硝子店」のグラス、台東区鳥越の生活日用品ブランド「SyuRo」とコラボしたアメニティBOXやハンガーなどは、客室で使用でき、気に入ったものがあればレセプションで購入することも可能です。
気が向いたときにふらりと訪れたい、PIZZERIA & BAR NOHGA
朝食からランチ、カフェ、ディナー、そしてバータイムと、いつでも気軽に利用できるレストラン「PIZZERIA & BAR NOHGA」にも注目。スパニッシュイタリアンをテーマに、イタリアから輸入した薪釜で焼き上げるピッツァや、種類豊富なタパスを用意。翌日の朝食はアツアツの薪火フォカッチャにサラダ、卵料理がセットになった栄養満点のモーニングプレートでパワーチャージはいかがでしょうか。
ほかにも定期的に音楽イベントを開催したり、2022年1月からハイスペックなゲーミングパソコンと豊富なデバイスを備えた「e-sports Room」の宿泊もスタート。これまでにない、ひと味違ったホカンスを体験できるホテルです。
【DATA】
NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO
住所:東京都千代田区外神田3-10-11
客室数:120室
交通:JRほか「秋葉原駅」より徒歩約6分
東京メトロ銀座線「末広町駅」より徒歩約4分
【芝公園】本に囲まれた「芝パークホテル」で読書三昧の贅沢ステイ
【芝公園】本に囲まれた「芝パークホテル」で読書三昧の贅沢ステイ
本好きにはたまらない、壁一面が書棚の中央大階段
最近ゆっくり本を読む時間がない、もっといろいろな本に出会いたい。そんな思いをめぐらせている人は、「芝パークホテル」での読書三昧のステイはいかがでしょうか。
外国貿易使節団ホテルから始まり、半世紀以上の歴史を刻んできた「芝パークホテル」は、2021年に「美食と本との出会い」をコンセプトとしたライブラリーホテルに生まれ変わりました。リノベーションされた客室はスタンダードからジュニアスイートまで6タイプを用意。モダンで落ち着いたデザインで、読書ルームにぴったりのくつろぎ空間が広がります。
植物・ミネラル由来成分90%以上配合のバスアメニティにプラスチック使用料を削減した歯ブラシなど、環境にも配慮したアメニティを取り揃えています。
天井のデザインがモダンなデラックスツインルーム
館内には銀座 蔦屋書店ディレクションによる約1,500冊もの書籍が。「時が流れても色褪せない」をテーマに、日本文化、建築、写真集、アート、小説などジャンルはさまざま。これらの書籍は、エントランスの奥、中央大階段を囲む高さ約7mの大書棚、暖炉が備わる1階のライブラリーラウンジや客室フロアの書籍コーナーなど、館内のあらゆる場所に点在しています。クラシカルなインテリアに囲まれた共有スペースで本を読みふけるのもよし、客室に持ち帰って気兼ねなく自由に読むのもよし。館内をめぐってとっておきの書籍を探してみましょう。
どんな本を読んだらいいのか迷ってしまいそうなら、おもてなしコンシェルジュに相談を。コンシェルジュおすすめの本とナイトタイム限定のドリンクが付いた宿泊プランも用意されています。
午後の読書を優雅に彩る、至福のアフタヌーンティー
もうひとつのコンセプトは、美食。
2020年にオープンした「ザ ダイニング」は和食「江戸料理 花山椒」、洋食「ブラッスリー プリムラ」、中華「中國料理 北京」の3つのレストランのメニューを自由に選び、ひとつのテーブルで堪能できる新しいスタイルのレストランです。アフタヌーンティーにも定評があり、和洋中のスイーツとセイボリーを20種類以上のドリンクとともに楽しめます。
ライブラリーラウンジで書籍を見つけて、アフタヌーンティーを楽しみながらゆっくり読書をする、そんな至福の時間を過ごしてみませんか。
【DATA】
芝パークホテル
住所:東京都港区芝公園1-5-10
客室数:199室
交通:JRほか「浜松町駅」より徒歩約8分
都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門駅」より徒歩約4分
都営地下鉄三田線「御成門駅」より徒歩約2分
【池袋】全室サウナ付き「hotel hisoca ikebukuro」で心身ともにととのう
【池袋】全室サウナ付き「hotel hisoca ikebukuro」で心身ともにととのう
ファミリーや友人とくつろぎたいhisoca Suite DS
空前のサウナブームでサウナが身近になった昨今、サ活を楽しんでいる人もサウナ初心者にもぴったりのホテルが2022年3月に誕生しました。
ちなみに、「サ活」とは「サウナ活動」を略した言葉。単にサウナに入ることではなく、定期的にサウナに通って、サウナ→水風呂→外気浴(休憩)を繰り返す「温冷交代浴」を指し、「ととのう」とは温冷交代浴で得られる多幸感や恍惚感、リラックスした状態のことです。
全室サウナと大型バスタブ付きの「hotel hisoca ikebukuro」は、JR池袋駅から徒歩2分、池袋西口公園や東京芸術劇場が近く、アクセスも至便。コンセプトは「自分らしく、心穏やかになれる場所」。日常から少し離れて特別な時間をゆっくりと穏やかに潤してほしい、そんな想いが込められています。
ダスティグリーンとダスティピンクがテーマカラーの客室は、快適性を追求したシンプルで温かみのあるデザインが特徴。スタンダードダブルに定員3名のデラックスツイン、4名定員の畳敷き和モダンルーム、さらに最大6名まで滞在できる2段ベッドを備えたキャビンなど、グループや家族など、幅広いニーズに対応が可能です。客室設備もバルミューダのBluetoothスピーカーに電気ケトル、オーブントースター、さらにアロマディフューザーと、こだわりのアイテムが勢ぞろい。
hisoca Suite DSの露天風呂は「ととのいスペース」も完備
最大の魅力は、全室に気泡発生可能なバスタブとサウナが付いていること。
全32室のうち、21室がミストサウナ、10室はセルフロウリュ対応のドライサウナを完備。スイートルームの「hisoca Suite DS」にいたっては、ミストとドライの両サウナ、露天風呂までもが備わります。
サウナ気分をさらに盛り上げたいなら、予約時に「sauna enjoy plan」を選んでみましょう。セルフロウリュで蒸気に香りを加える白樺オイルやサウナハットのレンタル、バスタブを水風呂として利用できる氷の提供など、「ととのい」へ導くサービスが目白押し。こちらはドライサウナルーム限定の宿泊プランです。
サウナハットなど、「sauna enjoy plan」に付くサウナアイテム
食事はルームデリバリーを実施。フレンチレストラン「Brasserie Laiton」の自家製前菜の盛り合わせをはじめ、朝食は指定した時間に部屋まで届けてくれるサービスも。共有スペースにはウェルカムドリンクや自由に使える食器、グラス、カトラリーも置いてあるので、デパ地下や駅周辺のレストランでテイクアウトすれば客室でちょっとしたパーティーも開けます。
自分のペースでサウナを楽しめる「hotel hisoca ikebukuro」。ミストや蒸気で発汗を促進して、とことんリフレッシュするホカンスはいかがでしょうか。
【新橋】「HOTEL 1899 TOKYO」で日本茶の魅力を再発見
【新橋】「HOTEL 1899 TOKYO」で日本茶の魅力を再発見
1階にある日本茶専門カフェ「CHAYA 1899 TOKYO」のカウンター
日本の食文化を象徴するひとつ、日本茶をテーマにした「HOTEL 1899 TOKYO」は、1899年創業の「龍名館」が運営するライフスタイルホテルです。日本茶に注目したのは、その昔、龍名館の建つ御茶ノ水に徳川家御用達のお茶を淹れる名水が湧いていたからです。
1階は日本茶専門カフェ「CHAYA 1899 TOKYO」、レセプションは2階にあります。
茶室をイメージしたフロントの隣には宿泊者専用のティーカウンターがあり、お茶を知り尽くした「茶バリエ」が抹茶を点ててくれるほか、煎茶や季節のお茶を茶釜から湯を汲んで淹れてくれます。お茶の香り、風味をゆっくりと堪能しながら、ほっとひと息つくことができます。
こちらのティーカウンターは22:00まで利用可能で、滞在中は何度訪れてもOK。隣には茶器や急須、日本茶などを販売するコーナーもあるので、ぜひ覗いてみてほしいスポットです。
洋室も和を感じるデザインのコーナーデラックスツイン
「茶屋をイメージした庵」をコンセプトとした客室は全4タイプで、グリーンを基調にモダンで落ち着いた雰囲気。窓側に茶屋の縁側を思わせる長椅子を置いたり、枕元の照明がお茶を点てる「茶せん」をモチーフにしていたりと、随所にお茶を感じるデザインが施されています。ミニバーには急須と湯呑み、1899ブランドのティーバッグ4種。さらに、バスアメニティも緑茶成分入りとお茶づくしです。
そのほか、快適な睡眠へ導くエアウィーヴの高反発マットレス、部屋の照明・空調のコントロールが簡単に操作できるタブレット端末も備わっているので、機能性や居心地も抜群です。
オリジナルのお茶料理を楽しみたい朝食ビュッフェ
滞在中、一度は利用してみたいのが1階にある日本茶専門カフェ「CHAYA 1899 TOKYO」。
「街の茶屋で、ゆるやかな時間を日常に。」をコンセプトに、茶せんで点てた抹茶をミルクに加えたラテや、お茶の風味が香る抹茶とほうじ茶のパン、抹茶パフェなど、こちらもお茶づくしのメニューが揃っており、翌朝の朝食もこちらのカフェでいただきます。静岡産抹茶を使った抹茶パン、茶葉を練り込んだソーセージ、グリルチキン碾茶塩など、オリジナルのお茶料理をビュッフェスタイルで味わえます。
普段、何気なく飲んでいる日本茶を改めてじっくり堪能できる「HOTEL 1899 TOKYO」。お茶の香りに癒されながら、思い思いの時間を過ごしてみませんか。
理想の旅を叶えるお手伝い
旅の予約は、アメリカン・エキスプレスで
理想の旅を叶えるお手伝い
旅の予約は、アメリカン・エキスプレスで
カード会員様限定の特典付きの「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」のほか、Expediaや一休.comなどのプランを割引価格で予約できます。
理想の旅を叶えるお手伝い
旅の予約は、アメリカン・エキスプレスで
理想の旅を叶えるお手伝い
旅の予約は、アメリカン・エキスプレスで
カード会員様限定の特典付きの「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」のほか、Expediaや一休.comなどのプランを割引価格で予約できます。