信用スコア(クレジット・ガイダンスの指数)が低い?上げ方や回復方法は?
信用スコア(クレジット・ガイダンスの指数)が低い?上げ方や回復方法は?
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2025/01/28
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2025/01/28
所定の手続きを行えば、支払能力における自身の信用状態を表す指数と算出理由を確認できる「クレジット・ガイダンス」の提供がはじまりました。クレジット・ガイダンスの指数は、日本版の「信用スコア」とも呼ばれています。
この信用スコア(クレジット・ガイダンスの指数)に影響する可能性があるのは、どのような行為なのでしょうか。今回は、指数が低い理由や指数を上げ、回復させる方法などを紹介します。
信用スコア(クレジット・ガイダンスの指数)が低い理由は?
信用スコア(クレジット・ガイダンスの指数)が低い理由は?
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クレジット・ガイダンスの指数にマイナスの影響を及ぼす可能性があると言われるのは、一般的に以下のような行為です。
- クレジットカードやローンなどの支払いの遅延や未払いがある
- 残債額が極端に増加している
- 短期間に多数の契約に申し込んでいる
- 貸金業法対象商品の残債が増加している
- 極度額(借りられる上限金額)に対する残債割合が高い
なぜこのような行為がマイナスの影響を及ぼす可能性があるのかと言うと、「クレジット・ガイダンスの指数」は、クレジットカードやローンなどの客観的な取引事実をもとに算出されているからです。
クレジットカードやローンなどを契約する際は、「毎月の支払日に遅延なく支払うことで、支払い能力に問題がない」と判断されることも重要な要素のひとつです。そのため支払いが滞ると、自身の信用度を表わすクレジット・ガイダンスの指数が低く算出されてしまう可能性があります。
▼クレジット・ガイダンスについてはこちらの記事でも解説しています
信用スコア(クレジット・ガイダンスの指数)の算出方法と各要素の比重
信用スコア(クレジット・ガイダンスの指数)の算出方法と各要素の比重
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次に、クレジット・ガイダンスの指数はどのように算出されるかをご紹介します。
クレジット・ガイダンスの指数は、信用情報機関である株式会社シー・アイ・シー(CIC)に登録されている信用情報のうち、客観的な5つの取引事実を利用して算出します。指数の算出に利用される割合もそれぞれ違います。
- 支払状況 … 36.5%
- 残高(残債額) … 31.8%
- 契約数 … 13.6%
- 契約期間 … 13.6%
- 申込件数 … 4.5%
上記に基づき、最低200~最高800の3桁の数値で、信用状態を表す指数が算出されます。加えて、たとえば「支払いにおける未入金がないので、指数にプラスの影響を与えています」など、特に影響を与えた算出理由も最大4つまで提供されます。
この「指数」と「算出理由」を合わせたものが、「クレジット・ガイダンス」です。「指数」をピックアップして、日本版の「信用スコア」とも呼ばれています。
信用スコア(クレジット・ガイダンスの指数)を上げるには
信用スコア(クレジット・ガイダンスの指数)を上げるには
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何よりも重要なのは、クレジットカードやローンを利用した際は、毎月の支払日に遅延なく支払いを行うことです。
毎月の支払日が近づいてきたら、支払金額に対して預貯金の残高が足りているか、事前に確認しましょう。支払日は毎月固定されていることが一般的なので、スケジューラーなどを上手に活用し、リマインドを設定するのも一案です。
クレジットカードやローンの支払いだけでなく、たとえば携帯電話の本体機種代金を分割で毎月の通話料と合算して支払っている場合も同様。意識することは少ないかもしれませんが、本体機種代金を分割で支払えるのは、クレジット(信用販売)だからです。
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